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2006年02月25日(土)
カッコいい後姿
大阪の大成さん(「いい家」をつくる会のメンバー)主催の講演会から帰ってきた。
実にさわやかな契約に立ち会った後で、工事部の部屋に入ると背広姿の社員の後姿が目に入った。
その男は、立って専務と話している。
後姿がカッコいい。
あれは誰だろう?
近づいてみると監督の五十嵐だった。
「背広をビシッと決め込んでいるから、誰だか分らなかったよ。
今日はどうしたのだ?」
「現場見学会の応援に参加させていただきました」
「そうだったか。それでお客様の反応はどうだった?」
「8組のお客様が来られたのですが、みなさんが構造と断熱の方法にたいへん関心を示されていました」
車で自宅へ送ってもらう途中での会話である。
「あなたの両親はマツミの家に住んでいるよね。あなたは大学を卒業して、大手の住宅関連の会社に勤めた。だけど、その会社の営業のやり方があまりにも強引で、お客様をだますようなことを平気でやることに嫌気がさして辞めたんだったね。
ご両親が訪ねてこられて、マツミで働かせてもらえないかと言われたので面接した。
あの時、私は“今まで働いていた会社よりも3倍大変だよ。だけど心を痛めるようなことは一切させない。しかし横着は許さない。積極的に正直であることがベストだ”というようなことを言ったよね。
勤めてから2年半近くになるけれど、マツミはどうかね?」
「はい、働き甲斐があります」
無口で、誠実な男の一言には重みと味わいがあった。
そして、五十嵐は言った。
「明日も精一杯手伝いをさせていただきます」
社員が発するやる気あふれる一言ほど、経営者を元気付けてくれるものはない。
カテゴリー: 投稿者 :松井









