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2006年03月25日(土)
女性に好かれる家
「たまには完成写真を紹介してください。お客様の承諾を得ているのですから」
設計士さんたちからそのような申し出をよく受ける。
そこで岡部亜希さんが産休明け最初に担当したお客様で、昨日お引渡しを終えたA邸の写真をいくつかご紹介したい。(カーテンの取り付けは後日)
A様は、高齢な母親のために住み心地の良い家をと願っていた。
母の部屋を1階にすべきか、2階でもよいのか、プランは10通り以上が練られた。
33坪の敷地に建てられる家の広さは、33坪が限界。しかし望みは、50坪の広さにしても満たせないほどに大きかった。
家族4人がそれぞれ1部屋を確保すること。団欒を楽しむ一家なので、リビングを広くしたい。ピアノコーナーも設けたい。母の荷物を収納する納戸はもちろん、収納をできるだけ広く取って欲しい。階段を緩やかにして安全に上り下りができるようにしてもらいたい。
さんざん迷ったが、足腰が丈夫な間は上り下りすることがよい運動になるということで、母の部屋は2階に決まった。

玄関正面にクレダを設置した。この暖房機と左側15帖のリビングに設置してあるのと2台で、右側トイレ、脱衣室、浴室と反対側にあるキッチンを暖かくする。
つまり1階全体を24時間暖かく保つのだ。冷房は1台である。
カウンターが手すりを兼ねていることに注目されたい。

キッチンは、母のために座って作業ができるタイプにした。
右側には床下まで利用できる作り付けの収納量たっぷりのパントリーがある。
階段下なので天井の高さが取れない分、床下への階段を設けた。マツミの家の長所を存分に活かした設計である。


階段は16段で、下りる最初の1段目と中間に2ヶ所踊り場を用意した。万一、踏み外しても大怪我にならないようにと。

母の部屋は2階の北西の角。
西日を避けるために窓を小さくしたが、天窓からたっぷりと光が降り注ぐので北向きの部屋とは思えない。風抜けにも十分配慮してある。右側扉の内部は、仏壇入れ。その手前の右奥は納戸で、収納しやすいように工夫されている。

廊下はリモコンで開閉ができる天窓から明かりを採り入れている。トイレのドアの小窓には、設計士がデザインしたステンドグラスがはめ込まれている。

下の写真は壁の厚みを利用した飾り棚。収納の折戸の片方に鏡が埋め込まれている。

作り付け収納は引き出しを多用。左側の引き出しの奥行きは、80センチ。

小屋裏の天井高は1メートル40センチながら、約7坪の広さがある。
ソーラーサーキットの家は小屋裏がすばらしく快適だ。床下は清潔で、体感ハウスでは外気温がマイナス5度前後の日が続いても、17度を下回ったことがない。真夏は、25〜28度。小屋裏に設置してあるファンのスイッチを入れると、その冷気がインナーサーキット(内側通気層)を通して吸い上げられ小屋裏を快適にするのに役立つ。
真夏の暑い盛りに他の工法の家と比較していただきたい、

換気システムは第3種。これから建てる家には、機械による換気装置が法律で義務付けられている。
装置は小屋裏空間の点検し易い位置にセットされている。手前に見えるダクトは、夏に小屋裏を快適にするためのファンの排気に用いる。

カテゴリー: 投稿者 :松井









