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2006年05月02日(火)
値上がり
石油の値上がりの影響が、住宅資材に及び始めている。
断熱材、プラスチックサッシ、合板、塩ビ製品などなど。
中国は膨張する経済力でもって、石油をはじめとするあらゆる原材料の購入に奔走している。
それが諸物価の値上がりの主な原因であるとする見方もある。
であるとすれば、値上がりは恒常的になると覚悟した方がよさそうだ。
一方、ここにきて金利も上昇を始めた。
金利の上昇は、初期段階においては住宅取得を煽る効果がある。
「早く建てないと、損をしますよ」という営業マンの囁きかけが功を奏する環境が整いつつあるということだ。
それは、手抜き、欠陥住宅が増える環境でもある。
正直な造り手と出会うことがますます大切になってきた。
正直とは、限られた予算の中で、お客様にとって最善の工法、資材、手間を選ぶことだ。インフレの時代には、造る側の都合を優先する家造り(年間100棟以上を目指すメーカー)を選択することは損である。
「いい家」を造るには、いい手が必要である。しかし、大量生産販売を成功させるには、手を省くことが絶対条件となる。つまり資材が値上がりした分だけ、工法を簡略化し、手間を省かない限り競争に勝てないし、儲からないからだ。
広告は「いいこと尽くし」を競い合い、現場はますます低品質化していくことになる。
幸いなことに、マツミにはいい手が豊富に揃っている。その手を巧みに組み合わせて、質を落とさないで工期を短縮するノウハウがあるのだが、それで吸収できる範囲に値上がりが収まることを切に願っている。
さて、これから建てる人にアドバイスをしたい。
片目つむって広告を見て、セールストークは片耳で聞き、両目を開いて現場を見よう!
まずは床下から、次は壁の中、そして小屋裏を観察することだ。
構造・断熱の方法に注目しながら。
カテゴリー: 投稿者 :松井









