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2006年10月14日(土)
犬自慢

テレビのわが家の犬自慢番組を見るたびに、「うちの犬だって、自慢したいことはたくさんある」と思う。
さっきもこんなことがあった。
女房が二階で“なな”に話しかけた。
「今日買って上げたおもちゃを持ってらっしゃい」と。
“なな”は階段を小走りで下りてきて、散乱しているおもちゃの中からそれをくわえて戻っていった。
「そうだよねー。それだよねー、買って上げたのは」
女房がうれしくてたまらない声を上げている。
「今ね、ママは忙しいからベッドの上で遊んでいてね」
すると、どうだろう。彼は素直にベッドに上がったのだ。
「おまえはいい子だねー、ママの言うことは何でも分かるのだから」
と女房がさらにうれしそうに語っている。
写真の“なな”は、書斎の入り口で遊んでもらえるのをひたすら待っている。
そこからは入ってはいけないことを自覚している。
だが、私の心にほんの少しでもいとおしさの情が湧くと、彼は尻尾を振り始める。
そして、一歩、また一歩、近寄ってくる。
目を合わせたわけではなく、言葉を掛けたのでもない。
“なな”は、主人の心を読むのだ。女房よりもだれよりも正確に。
時には、うっとうしく感じられるほどに。
カテゴリー: 投稿者 :松井









