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2006年11月16日(木)

クリント・イーストウッド監督

今夜のNHKテレビ「クローズアップ現代」は、クリント・イーストウッド監督とのインタビューだった。
是非とも見たかったのだが、接客が長引いて見られなかった。
帰宅して残念がると女房が見たという。
「どんな話をしていたの?」
「年を取らなければ分からないことがある。だから年を取ることを楽しみなさい。仕事が好きな内は、現役でがんばりなさい。好きでなくなったときが引退するときです」
「それだけ?」
「監督は76才だそうですよ。社長、お互いにがんばりましょう!」
話は簡略にと長年言い続けてきたから仕方がないのだが、話し方が情緒に乏しい。
イーストウッドについては、もっと熱く語って欲しいのだ。
しかし、いい言葉だ。さすがだと感心させられる。
「ミリオンダラー・ベイビー」を思い出す。
幸せでない年を重ねつつ、一人の女性ボクサーに希望を見出し、共に人生に明かりを灯せると思ったのはつかの間。
失意を背負ってどこへ行くのだろうか、孤独な老人の背中があまりにもやるせなく涙が止まらなかった。
でも、その後、あの老人は年を取ることを楽しむようになれたのだ、と今夜わかった。

カテゴリー: 投稿者 :松井


 
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