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2006年11月21日(火)

TIP構法の美しさ

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外周の下地板を斜め45度に張るTIP構法は、ヒノキを用いてライトアップされたとき鳥肌が立つような美しさを発揮する。(マツミの家参照)
構造の美しさは、材料を吟味し、手間を掛けないことには発揮されない。それを承知の上で、造り手の多くは合板や、OSB(木材を砕いて接着剤で板状に固めたもの)で代用してしまう。そうする方が地震に強いからだというのは建て前であって、本音は安くて、早くて、簡単にできるからだ。
しかし、ひとたび現場を見た人は本音に気づく。そして、美しいということの価値を納得する。

過日M邸の上棟のときに奥さんがこんな話を聞かせてくださった。
「主人は、人一倍研究熱心ですから住宅展示場を片っ端から訪ね歩きました。枕元に、集めたパンフレットがうず高く積まれ、下敷きになってしまうかと心配になるほどでした。
散々迷った結果、あるハウスメーカーさんと契約することになり、やれやれ、これで一段落したとホッとしたのです。
すると、契約の直前に突然この本を読むようにと渡されたのが久保田さんの本でした。
私はとても読む気になれなかったのですが、契約を止めることにしたと言うものですから仕方なしに読みました。
読み始めると内容がおもしろいのですよ。ぐいぐいと引き込まれていき、読み終わったときには主人の変心が納得できるようになっていました。
それで、さっそく勉強会に参加し、今日の上棟を迎えることになったのですが、こうして眺めていますと、マツミの家にしてよかったとつくづく感じます」。

カテゴリー: 投稿者 :松井


 
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