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2006年11月28日(火)

家畜化する子供たち

文芸春秋12月号の教育特集「子供を殺すのは教師か親か」は、一読に値する。
中でも石川結貴さんのレポート「家畜化する子供たち」が衝撃的だ。
〔衣食住、すべて満ち足りた状況といっても過言ではない。ところが、その実態を丹念に見ていくと、本来の「育ち」を与えられないまま、むしろ奪われていく現実が浮き彫りになる。〕
蛇口がひねれない子、ボタンをはめられない子、ヒジキや切干大根を虫だと言う子、自分の家のトイレが快適なために外のトイレを使えない子、お尻が拭けない子、壮絶なまでに「お受験」用しつけを受ける子などなど。
嘆かわしいなどという感想すら浮かばないほどに驚くべき現実が連続して紹介されている。
「床食い」、「ソファーめし」とは、いったいどんなことなのだろうか?
後者は、直ぐにイメージできた。ソファーで食事をしながらテレビを見ることだと。しかし、「床食い」は解説を読まないことには分からなかった。
母親と子供が床に食事を並べて食べることをいうのだそうだ。
なぜそうするのか?
「床暖房が普及したため、床にお尻や足をペタンとつけて座りながら食べたほうが快適、だからといって座卓を使うことは『ダサイ』というのだ」そうだ。
「家畜化する」という意味は、ぜひレポートを読んで理解していただきたい。
子供を家畜化しているのは誰なのか?
その手助けを、家づくりに携わる者がしていないのか?

カテゴリー: 投稿者 :松井


 
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