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2006年12月05日(火)
おしゃべりハラスメント
最近、「おしゃべりハラスメント」に遭遇する機会が多くなっている。
レストランに入ると、必ずといってよいほどに大声でしゃべる人がいる。
大概が、女性同士である。
そして、よく笑う。しかも大声で。
できるだけそのような人から離れた席を望むのだが、混んでいるとままならない。
新宿でお会いしたお客様を昼食にお誘いした。
選んだ店は、中華料理が専門で雰囲気がよく、味がいいので評判である。
案内された席のすぐ隣に貫禄のある70前後の男性がどっかりと座り、向かい合った人と何やら大声で話していた。
嫌だなーと思ったのだが、他の席は埋まっていたので覚悟を決めて座った。
料理を頼み終わって、お客様と会話を始めたのだか隣の紳士の声が気になって仕方がなかった。
それでも、気にしないように努めていた。
やがて料理が運ばれてきて、会話が途切れがちになると、否応なしに紳士の話を聞かされることになった。
「ベトナムのゴルフ場は、実によかったよ。高原にあってね、フランスが統治していた頃につくられたんだが、そこで○○○の会長の○○さんとプレーしたんだよ」
その会社の名はあまりにも知られていて、その会長さんとは面識があるので話の続きを聞きたくなった。
「ホテルは○○さんの部下が手配してくれていて、そんな超一流なところでなくていいよ、と言ったんだが、水が心配だからと言うんだよ。うっかり飲むと、下痢しちまうってね。ハッハッハ!」
思わず食べていたものを吐き出しそうになった。
私たちが聞き耳を立てていることが分かったのか、それから紳士が滔々と語り続けたことは、すべて、単純化すれば自慢話だった。
かれこれ20分間ほど、「おしゃべりハラスメント」をたっぷり被って、昼食は後味の悪いものになってしまった。
カテゴリー: 投稿者 :松井









