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2007年02月15日(木)

ご縁を結んだ意味

Tさんは今日が78才の誕生日だそうだ。
上棟祝いの挨拶で、Tさんは満面に笑みをたたえて話された。
設計士も現場監督も、だれもそのことを知らなかった。
偶然の一致なのだ。
信心に篤いTさんは「神様の思し召しである」と言われた。
確かにそのとおりなのだと思った。
〔「いい家」が欲しい。〕にめぐり合ったのも、マツミとの縁があったのも、すべては神様の思し召しであろう。
そう信じるならば、お互いにご縁を大切にしようと心がけることになる。お互いが感謝し合う気持ちが、社員、大工、職人の心にやる気を起こさせるのだ。その反対に、不信感ほどやる気を損なうものはない。
 
人が介在する限り、思い違い、勘違い、うっかりミスがつきまとう。
そんなときに、お客様の心には不満や不信のガスが溜まってしまう。中には、怒りの導火線に火をつけてしまう人もいる。
すると、現場の人たちのやる気が萎えて、悪循環が始まることがある。
なんとしてもそうはしたくない。そこで私は、契約のときにケイタイの番号をお知らせしている。
「どうか、不安や不満を感じたらガスを溜めることはしないでいただきたい。何なりと朝の6時から夜の12時まで電話してください」と。
工務店主にとって、不満や怒りはストレスにならないが、不信は絶対に受けたくないものだ。
 
しかし電話を掛けることなく、不満を不信に拡大し、そのガス抜きを値引きで行おうとする人がいる。値引きのための理由探しをされたらたまったものではない。それはフェアーでない。要求は次第にエスカレートし、契約が終わり工事半ばだというのに第三者が現れて見積もりをチェックしたり、工事のあら捜しをしたりする。もし、そのような人が途中から登場すると分かっていたら、だれが契約を引き受けるだろうか?
 
不満は、いかような内容であっても解決できるが不信は難しい。
だから不満がある場合には、なるべく早く明確に経営者に直接伝えることだ。
でないと、ご縁を結んだ意味が薄れてしまう。


カテゴリー: 投稿者 :松井


 
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