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2007年03月31日(土)
形山栄依子 藍の世界展
今日は藍染作家である形山栄依子さん(2月9日紹介)の個展の最終日。
東京の京橋にある千疋屋ギャラリーにはたくさんのお客様が詰めかけ盛況だった。
会場の正面にはマツミハウジング所蔵の100号の大作が飾られていて、一際注目を集めていた。
「松井さん、私は海外で個展を開きたいのです」
形山さんは、目をキラキラと輝かせ、少女のようなひたむきさで言われた。
私は思わず「ぜひ、実現しましょう」と答えていた。
思ったことは、必ず実現するものだ。
私の心も少年のように弾んだ。
私のブログの愛読者で、来年マツミの家を建てると心に決めているという方が、作品を買い上げてくださったとのこと。
「私ももちろんですが、そのお方も松井さんの大ファンだそうですよ。
この会場が借りられたのも、松井さんが紹介してくださったKさんのご尽力があってのことです。Kさんも大の松井ファンなのですね」
形山さんは、いつも私に元気を与えてくださる人だ。
会場の片隅にこんな額が掛けられていた。
栄依子の思い
昭和56年の初冬大きな出来事があり、それから様々な悩みが出てきて不安に押しつぶされそうでした。それを乗り越えるためには新たなことに踏み出していかなければと考えたとき、徳島の藍のことを聞きました。
初めは着物を染めたいと街の染色教室へ通い始め、生まれて初めて触れた藍色の美しさに感激しました。
図案を好きなように考え好きなように縫って絞れば想像を超えた表現の布が染まり夢のような作品ができるのです。初めての「染色」の体験に興奮しうれしくて眠れませんでした。
それからというもの、藍の美しい色を工芸の域にとどまらず絵画のように芸術性の高い作品にしていく方法はないものかと寝ても覚めてもそのことばかり考える日々でした。また、若いときに油絵を描いていたため「美しい藍で絵を描きたい」という強い気持ちで、試行錯誤の末に糸と布だけで防染するという独自の技法を20年かけて考えました。
この技法を生かす道を…現在は物があふれ、何でもある世の中ですが、それについていけない方や、何をしてよいか分らない若い方の中にこの藍染めをしてみたいと思う方々の職場をなんとかつくれないものかと考えています。
絵画だけではなく、一緒に協力してくださる方のできることを考えてなんでも楽しく作っていきたいと考えています。お声を頂けることを、心からお待ちいたしております。
カテゴリー: 投稿者 :松井









