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2007年04月07日(土)
あがり性と雑談
現在、日経の「私の履歴書」は、セブン&アイ・ホールディングス会長の鈴木敏文さんである。
尊敬している人なので、毎日楽しみに拝読している。第5回の「あがり性」を読んで、その点では自分もよく似ていると思った。
鈴木さんは告白されている。
「私は自分のあがり性が歯がゆくて仕方なかった。家では本をすらすら読めるのに、学校で急に当てられると頭の中が真っ白になり、うまく読めない。答えは分かっていても引っ込み思案でみんなの後からおずおずと手を上げる」
私は小学生のときから、人前で歌うことが何よりも嫌だった。だから音楽の時間が近づくとおなかが痛み出す。どこかに隠れてしまいたい。いつ指されるか、心臓が壊れてしまいそうなほどにビクビクしていたものだ。
先生と目が合わないように必死に努めているのだが「マツイ」と呼ばれてしまうのは避けられなかった。
立てない。「マツイ!立って歌いなさい!」と先生が催促する。みんなの視線を痛いほど感じるとますます萎縮してしまう。
あるとき、先生は、今思えば度胸をつけさせるためだったとわかるのだが、前に呼び出し、みんなの方を向いて立っていることを命じた。
私は、恥ずかしくて、情けなくてならなかった。
あれは小学3年生の時の思い出なのだが、今でも鮮明に思い浮かぶ。
成人してからも、あがり性は直らず、宴会の席で歌の順番が回ってきそうになると逃げる算段に懸命だった。
33才で独立したのだが、カラオケで歌えるようになったのはそれから数年後である。
鈴木さんはこんなことも書かれている。
「今でも初対面の人と話すときなどにあがってしまうことがある。講演や講話はさほど苦にならないが、一対一で話すのは不得意で雑談が続かない。30分も話しているとネタが切れ、何を話していいかわからなくなる」
私も雑談が苦手だ。大概の会合で10分間続けるのに苦労してしまう。だから聞き役に回るのだが、雑談を誠実に聞き続けることも、これまた大変なことだ。
だが、お客様と交わす雑談は実に楽しいし、ためになることが多い
カテゴリー: 投稿者 :松井









