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2007年04月09日(月)

契約と引渡し

S邸の契約には、お父さんと息子さんが来られた。
81才になるというお父さんが言われた。
「家を建てるということは、地球の表面を変えることですから相応の心構えが求められますね」と。
私は、ハッとさせられた。家を建てるについて、そのような表現を聞いたのは初めてのことだったからだ。
たしかに、そのとおりだ。地球の表面の一部を変えるということの意味は、考えると恐ろしくもなる。
住む人の健康、造る人の健康、家そのものの健康、そして地球の健康に役立つ家を建てなければならない。
金儲けのために短命な家を造ったり、大量生産販売をするようなことは許されない。
お父さんは、小気味よいほどに頭の回転が見事な人だ。
姿勢と表情だけではなく、気持ちが若々しい。
その秘訣なのだが、どうやら俳句にあるようだ。
題材を常に探し求めて、一句をひねり出す。それが惚け防止に役立つとお父さんは笑顔で言う。
傍らで相槌を打つ息子さんの眼差しが、実に温かかった。
「いい家をお造りします!」
DSCF2135.jpg
S邸のお引渡しが無事終わった。
分譲地の一角に建ったので、各社、各工法の同時競演となった。
このような場合、デザインはもとより、否応なしにすべてが比較されてしまう。
地鎮祭からはじまって、基礎工事、上棟、木工事、屋根、左官、外構工事など。
お客様の表情には、心からの満足感があふれていた。

カテゴリー: 投稿者 :松井


 
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