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2007年04月17日(火)

この家は、好き!

〔「いい家」が欲しい。〕を何回も読み直しました。
本は、各所に赤線青線を引き、あちこちのページに折り目をつけたりしていますので著者にお見せできないほどの姿になっています。
よし、建てようと決意したのは体感ハウスへ行ったとき、「この家は好き!」と言った娘の一言でした。
でも、娘が好きという家に建て替えたらお嫁に行かなくなってしまうのではと心配です。
今日ご契約をいただいたMさんの奥さんは、笑いながらそう話された。
ご主人はこんなエピソードを話してくれた。
私が子供の頃、父に連れられて群馬県の山に行きました。
父はそこで見つけた大きな岩を運び出させて、くりぬいて浴槽にしたのです。つまり岩風呂です。ところがいくらお湯を注いでもすぐに冷めてしまい、いい湯加減を保つのに苦労してきました。何せ大人が二人でゆったりと入れる大きさですから。
37年前に父が建てた家を建て替えたのですが、岩風呂の位置は元のままにしました。家も寒いのですが、風呂場も寒いです。
どうやらMさんの家は、代々男のロマンを優先して造られてきたようだ。
 
「好き」というのは直感だ。久保田紀子さんは「これからの家造りは、感性が決め手になる」と言われているが、正にそのとおりだと思う。
理論や理屈に頼るよりも、「肌に合うか合わないか」、「好きか、嫌いか」という感性によって判断する方が、はるかに誤りが少ないものだ。
住み心地は、理論、理屈では創り出せないし、納得できるものではないのだから。
男のロマンの象徴である城には、古今東西を通じて快適な住み心地はなかったと思われる。
Mさんは、今度は娘さんの感性と、それを大切に扱う奥さんの判断に従って契約書に判をつかれた。

カテゴリー: 投稿者 :松井


 
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