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2007年07月12日(木)

暑くて眠れない

NHKテレビテキスト「きょうの健康」8月号に日本大学医学部精神医学講座教授である内山 真先生が「暑くて眠れない」を書かれている。
人間が熟睡するためには体温を下げることが必要だ。手先や足先から熱を逃がすシステムが、体内の温度を下げて熟睡に導く役割を担っている。ところが気温と湿度が高いと、そのシステムがうまく働かない。
「そこで、日本の夏の安眠対策となるわけだが、快適な睡眠のためには、エアコンのうまい利用が現実的な対策だろう。床につく前からつけておき、冷えすぎたり、寒くて途中で目覚めたりしないようにタイマー機能をうまく使うなど、快適な設定を見つけることが重要だ。『人間にとって自然が一番だ。エアコンの使用は地球温暖化にもつながる。だから、絶対にエアコンを使わずに、真夏の夜に気持ちよく眠りたい』と考える人もいる。しかし、これはちょっと無理だ」
 
内山先生が提案されている「快適な設定を見つけること」に消極的な人が多いものだ。そういう人は、だいたい、説明書を読もうともしない。
エアコンを上手に活用さえすれば快適な寝心地が得られる家を建てたのに、それではもったいない限りである。
「無暖房・無冷房の家に住む」山本順三著・三一書房(思ったこと・感じたこと第35回参照)を読むと、そのような家に住むことがいかに現実離れしていて、修行僧のような暮らしを余儀なくされるかがわかる。
省エネに徹した生活に励んで、体調を悪くし、病院通いをするようになったのでは何にもならない。
日本のエアコンの性能は、世界ナンバーワンの省エネ性と快適性を誇っているのだから、エアコン使いの達人になるほうがはるかに得だと思う。
 
ちなみに、内山先生のご専門は、精神神経学、睡眠学、時間生物学である。

カテゴリー: 投稿者 :松井


 
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