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2007年08月09日(木)

ふるさとは何処に

東京人にとって、ふるさとは何処にあるのだろうか?
私は四人の男の子を育てているときに、彼らの姿を見守りながら時々その疑問に対する答えを探していた。
見渡しても、「うさぎ追いしかの山、小鮒つりしかの川」はない。
小平市なのだろうか?
回田町という家並なのだろうか?
家そのものなのだろうか?
そうだ。将来、かれらがふるさとを恋しがるような心境になったとき、胸中に浮かぶのは家なのだ。
そう気づいたときから、家造りのスタンスがビシッと決まった。
子供たちが、いや、そこに住む人は老若男女を問わず、この家こそがふるさとなのだと確信できる家を造ろうと。
そのためには、家並、町並に対する配慮が大切だ。
  
なぜこんなことを書きたくなったのか、その刺激となったのが某漫画家の愚挙である。彼は、武蔵野市の閑静な家並の中に、赤と白の縞模様の外装をした家を建てようとして近隣とトラブルになっているという。
家をふるさと考える者にとって、その独りよがりは許し難い。たぶん、彼は家を建てることで頭がのぼせてしまったのだろう。
問題なのは、そのような要望を受け入れた造り手の無節操さだ。儲かるから、そんな愚挙でも請け負ったのに違いない。儲かりさえすれば、近隣がどう思おうと、どう感じようと構わない。その意地汚い商業主義にはあきれるばかりである。そんな造り手には、二度と武蔵野市内では家を造らせないことだ。回田町に看板が立ったら、私は外観について説明を求めることにしようと思う。
そう決心をした矢先に、なんと横浜体感ハウスのすぐ近くにそのメーカーの看板が立ったのである。

カテゴリー: 投稿者 :松井


 
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