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2007年09月05日(水)
ロマンチック街道−8

ディンケルスビュールで、古い家の省エネ改修工事現場を見た。
レンガ積みの外壁は10センチほど外側に歪んでいる。このまま改修を進めることは、日本人の感覚ではとてもできない。

しかし、このように「く」の字にゆがんだ家は数多くあるのだが、景観保護のために外観をいじることができないとなれば、そして、地震がないとなれば、ゆがみも大切に扱って改修を進めることになる。


地震がない国では、構造に関する考え方がまったくと言ってよいほどに違っている。横揺れも上下動も起こらないのだから、上からの加重だけを考えればよいので、このような積み木細工的な仕事でも許されるのだろう。

断熱の方法は、100ミリ厚の綿状断熱材による内断熱工法である。気密は建物全体でなく、各部屋を漆喰で仕上げて確保することになる。

換気装置のダクト配管が無理な場合は、窓開け換気となる。窓は、内開き、内倒しのプラスチックサッシが圧倒的に多く使われている。
街道沿いのホテルでは、空調設備はもちろんのこと、浴室にも換気扇がないところが多いので、快適さを得るには窓の開閉とカーテンの用い方を工夫する必要がある。
下の写真は「農家の塔」。謂れはわからないが、魅力のある塔だ。

カテゴリー: 投稿者 :松井









