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2007年09月07日(金)
法の施行を停止すべきだ!
わが国の家造りは、台風はもとより、地震、火事、高温多湿、梅雨、長雨、低温乾燥、シロアリなど、あらゆる事象への備えを必要とする。
それにも拘らず、つい20年ほど前まではその備えを疎かにした家造が当たり前に行われていた。
ところが、最近の10年間の革新は目を見張るばかりだ。特に、地震に係るイノベーションは凄い。総合的に見るならば、今やわが国の家造りは世界のトップクラスだ。
しかし、国はその流れを見ずに、姉歯のような犯罪行為に激しく反応し、拙速に建築基準法を改正した。そのため、構造計算を必要とする地下室付き建物、三階建て住宅の着工がストップ状態となってしまった。もう3年も待っていれば、混乱もなく、民間の創意と工夫が優れた地震対策にたどり着いていたはずだったのに。
今も行政は、未曽有の異常事態を放置したまま、構造計算ではじき出された数値上の安全を、建築確認申請書に完璧に盛り込むことを求めて止まない。もし、ほんの些細なことでも盛り損ねたら、一からやり直せと突き放す。費用と時間がいくらかかろうと、それは知ったことではない。すべては安全のためなのだから、と。
準備不足を棚上げにした正論の前に、メーカーはもとより設計事務所も工務店もひれ伏すばかりである。
法に従い、地震に強い家を建てようとする人たちが、建築確認申請が受理されないという理由だけで理不尽な苦境に追い込まれている。
だがしかし、来年からは、すべての木造建築にも構造計算を必要とするようになる。
混乱にさらに一層拍車がかかることは目に見えている。
行政が正常に対応できるようになるまで法の施行を停止すべきだ!
カテゴリー: 投稿者 :松井









