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2007年11月29日(木)

ソーラーサーキットの行方は?

カネカはソーラーサーキット(SC)の別会社を立ち上げることにした。いや、それだけではなく、エクセルウィンドをシャノンに譲渡することにした。SCの実績はエクセルでカウントされているのだから、その一番肝心な指定部材を手放すということは、SC工法をオープン化するという宣言に等しい。
ついでに、ターミメッシュもオープン化になれば、すでに特許期間が切れたSC工法は名ばかりのものとなる。
そのような事態は驚くことではなく、むしろ喜ばしいことだ。なぜなら、私は、SCと取り組んだときからオープン化を強く求め続けていたからだ。
断熱材や、窓や、シロアリ対策にしろ、お客様により良いものを、リーズナブルな価格でお勧めするのが正しい商売である。
工法を武器にし、部材を指定してしまうやり方は時代錯誤もはなはだしく、取引の公正を求める法の精神に反する。それだけではなく、工法そのものの素晴らしさを損なってしまうことになる。
それ故に、「いい家」をつくる会は、ソーラーサーキットを金科玉条とはしていない。改訂2版の371ページ以下と規約を読めば分かるのだが、会員資格としてSC会員であることは必要でない。
外断熱で「いい家」造りを目指す造り手であることが条件だ。SCがオープン化されるとなると、技術革新と部材の選択を自由にできるということになる。それは、願ってもないことだ。カネカの縛りから解放されて、これから「いい家」はますます進化することになる。しかし、ライバルは一挙にSC会員の数十倍に増えることになろう。となると、差別化を何によって図ったらよいのだろうか?
最善の答えは、「いい家」をつくる会の会員であるということだ。〔外断熱で「いい家」を造る〕と宣言できるのは、当会を置いて他にない。当然のことながら、本の内容を一部書き直すことになるが、〔「いい家」が欲しい。〕はますますその真価を発揮することになると私は確信している。
住む人の幸せを心から願う人たちが結束して、「いい家」づくりのエリートとしての立場を強固にするならば、これまで以上にお客様の期待と信頼は増していくであろう。

カテゴリー: 投稿者 :松井


 
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