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2007年12月30日(日)

中村弥生さん

中村弥生さんへお見舞いの電話をした。
久しぶりに聞く声に、かってなかった明るさを感じた。
「その後、お子さんはいかがですか?」
「1ヶ月近く不登校になってしまったのですが、いろいろと悩んだ末に、それを直すには私が気持ちを新たにするしかないことに気づかされたのです。そうしましたら、冬休みに入る前の3日間ですが、子供が一人で学校へ行くようになりました。
  
それまでの自分は、毎日のように高砂建設を恨み、愚痴を言い、家があるのに住めないことに憤りを覚え、裁判のストレスに悩み、体調をますます悪化させ、主人や子供に当たってしまっていました。ある日、そんな自分であることが不登校の原因になっているのに気づいたのです。
いい家に住めないことを、どんなに嘆き悲しんでも解決にはならない。仮住まいであっても家族が一緒に住める、普通の生活ができる、そのことに感謝しなくてはと思うようにしたのです。
すると子供の表情が明るくなって、学校に通えるようになったのです。
私は自分の不幸に溺れて、周りのみんなに迷惑を掛けていたようです。
松井さんには、いつも高砂建設の理不尽さを訴え続けていました。でも気づいてみると、それは松井さんの心に釘を打ち込むようなことだったのです。お許しください。松井さんには本当に心から感謝しています。
 
これから、もっとつらいことがあると思います。でも、感謝の心だけはしっかり持ち続けようと思っています。
どうか、良いお年をお迎えください」。
  
私はこらえていた涙があふれてきた。
「いいんですよ。つらいとき、くるしいとき、どうぞ遠慮なく、何でもおっしゃってください」
そう言いたかったのだが、声にならなかった。
  
どうか神様、中村さんご一家に良いお年をお与えください。

カテゴリー: 投稿者 :松井


 
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