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2008年01月13日(日)
新年早々のお叱り
昨日は新年会が開かれた。
150人を超える参加者で会場は賑わったのだが、私の心は重かった。
7日にお客様からお叱りを頂戴したことが、のどに刺さった魚の骨のように気がかりでならなかったからだ。
昨年の末に引渡しをしたのだが、外回りの工事が間に合わず、年明け早々に職人が現場に入った。そのことについて、監督からも設計担当からも何も連絡がなかったそうだ。そのために、お客様は仕事に支障を来たし大迷惑を受けたとのこと。
会社は5日から仕事を始めていたというのに、なんたる不手際なのだろうか。
お客様の立場で何も考えていない。引き渡してしまえば、外回りの工事なのだから職人が適当にやってくれるだろうと、たかをくくっていたのだろうか。
監督も設計も「すいませんでした」と謝る。私にはそれがたまらなく嫌なのだ。
ただ謝ってどうなるというのだ。お客様が受けた迷惑、困惑、不快、不安、不満を「すいませんでした」の一言で片付けれるというのか。
お客様にとって、家造りは人生最大のイベントであり、喜びであるはずだ。お客様に喜んでいただくことが、マツミの社員たるものの務めだ。
お客様が喜んでくださらない家造りは、たとえどんなに儲かるとしても私はやりたくない。
社長は挨拶で、地球温暖化防止に貢献すること、健康住宅を造っているのだからそれに携わるみんなも健康になること、そしてお客様に安心していただけるようなマナーを発揮することを提案した。
つまり、禁煙を求めたのだ。
プロたるものが、お客様が嫌がることをする、つまりお客様に甘えていいのか!
新年早々にいただいたお叱りは、正にそういうことなのだ。
甘えないでもらいたい。プロとしての仕事をしてもらいたい、そうお客様は求めているのだ。
何と恥ずかしいことだ。
みんな、お客様が天から降ってくるものだと思い上がっていないか。新年会がこうして開けるのは、誰のおかげなのだ。
自分たちが食べていけるのはお客様のお陰ではないか。そのお客様に甘えるとは何事だ。
そんな者は、プロではない!
私は、怒った。
会場はすっかり白けてしまった。しかし、すぐにベテランの大工、職人が盛り上げてくれた。
昨夜私はよく眠れなかった。
NHKのラジオ深夜便、4時5分からの「こころの時代」で、大和カルバリーチャペルの大川従道牧師さんが話されていた。
「愛は片思いでいいのですよ」と。
私の心の中には、お客様の代理人として社員や大工、職人に給料、手間代を払っているという意識がある。払った分に見合うだけのきちんとした仕事をしてもらわなければお客様に申し訳が立たないという思いが強くある。だから、その意識と思いに反する仕事や態度、マナーが許せない。
私の愛は、常にギブ・アンド・テイクであり、ギブよりもテイクの方が強い。お客様に絶対に満足していただかなければならないという思いが、完璧であることを求めて止まないからだ。その欲のために、みんなが緊張を強いられ、萎縮しているのではなかろうか。
私は、自分の至らなさ、未熟さを痛感しつつ5時の時報を聞いた。
カテゴリー: 投稿者 :松井









