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2008年04月11日(金)

野茂英雄

野茂.jpg
                 (朝日新聞夕刊)
3年ぶりにメジャーのマウンドに復帰。
野茂ファンの一人として、私はこの日の来るのを待ち続けていた。
かって新人王に輝き、二度のノーヒットノーランを達成し、二回も最多奪三振に輝き、オールスターにも選ばれた。その時々の野茂の姿は私の脳裏にはっきりと焼きついている。
あるときは凄みに酔いしれ、時にはもどかしさに苛立たされ、愚直さに何度地団太踏まされたことだろう。
ニューオーリンズのホテルで、野茂登板のテレビ放送を見ていたことがあった。5回、4対2で勝利投手の権利は彼の手中にあった。しかし、第一打者にいともあっさりと四球を与えた。私は落ちついて見ていられなくなり部屋を出た。近くにあるバーボンストリートに行って一杯飲んで戻ってきた。すると試合は4対6で逆転されていた。
そのとき、「あーああ、飲みになんか行ってしまったから打たれてしまったのだ」と真剣に後悔した。
野茂のピッチングは、三振かホームランか、四球が多いのでファンにとっては天国と地獄の連続なのだ。1000日ぶりのマウンドに立った今日もそうだった。インタビューは相変わらずで、無愛想の極み。寡黙で、カッコいいことは一切言わない。淡々として見えるが野球にかける一途さが感動的なのだ。

カテゴリー: 投稿者 :松井


 
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