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2008年05月18日(日)
「いい家」は女性を美しくする!

高島屋横浜店で、中山忠彦画伯の「永遠の女神展」が、今月26日まで開催されている。
画伯は、40数年間、夫人をモデルとして着衣像を描き続けている。
会場に入って、数分後だった。
ふと、説明書きに目が止まった。
その真ん中辺にこんなことが書かれていたのだ。
「中山さんは、1972年に初めて渡欧し、骨董店でアンティークドレスを目にした。それ以来、良江夫人が試着をしてみて、絵になりそうなドレスは無理をしてでも購入してきたという。
今から30年ほど前、イミテーションの真珠を身につけた絵を描いたところ、知り合いの宝石商から偽物と見抜かれた。大きなショックを受け、小物にいたるまでいっそうこだわりをもって収集するようになった。アンティークドレスや帽子などのコレクションは約300点。おそらく個人としては日本一のコレクターである」
私は、強い衝撃を受けた。
何という鑑識眼を持った人がいるのだろう。
そこまで、中山さんの絵に注目し、絶対にごまかしは許さないという真剣なまなざしを降り注ぐ人がいる。
そして、その眼差しから逃げることなく全身全霊で自己を高める人がいる。
感動にひたったその時だった。
私のほうに歩み寄ってくる白髪の人がいた。
私は直感的に画伯その人だと知った。
そして私は声を掛けていた。
「先生、ここに書かれていることは恐ろしいことですね」と。
画伯は静かに答えられた。
「まったくそのとおりです。宝石商でもあり画商でもあるその人は、言ってくれれば本物を貸してあげたのにと残念がっていました」と。
私は、入り口に戻り、一つ一つの作品を再度鑑賞し直すことにした。
すると、画伯と同様、ドレスの作成者が、どうやったら女性を美しく見せるかに掛けた執念の深さと、中山作品の見方が分かってきた。
美しい衣服は、着る女性の精神を高揚させ、人格を向上させると画伯は言う。
であるならば、「いい家」もまた主婦を美しくし、輝かせるはずだ。
画伯に負けずに、私は家造りで女性を美しくしたい。
いや、そうできると確信している。
カテゴリー: 投稿者 :松井









