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2008年05月25日(日)
吉建ホームの講演会

昨日は、茨城県竜ケ崎市にある吉建ホームさんの講演会に招かれた。
http://www.yoshiken-home.com/
会場はつくば国際会議場。その日、同じつくば市でソーラーサーキットの家グループによる家づくりセミナーが同じ時間に開かれていた。
そちらのチラシによると、
<ソーラーサーキットの家は、気密性に優れた建物に通気という機能を持たせて湿気や結露によるカビの発生を抑制し、健康で快適な生活を実現する省エネ住宅。家造りのポイントを「住み心地」に置き、断熱性と通気性を両立させたことで夏さわやかに冬暖かい家を実現。そのような理想的な住まいについて講師の堀内久二さん(ソーラーサーキットの家サポート室)が分かりやすく解説を行う。>となっていた。
一方、吉建ホームさんのテーマは、
<なぜ床下換気孔が必要ないのか?
〔「いい家」が欲しい。〕の改訂3版について>である。
私は、ソーラーサーキットグループ(SCグループ)には「住み心地」を語る資格はないと思っている。なぜなら、住み心地を保証しないからだ。保証してもらえない住み心地は、正に絵に描いた餅でしかない。だから、何でもありになるのだ。会員が住み心地をクレゾール漬けにしようと、それを保証する必要はないと裁判を起こそうと、SCグループは一切責任を負わないし、みんなで無関心を装って知らないふりをしている。
それはさて置くとして、
改訂3版の3刷りで、私は<これからは「通気」ではなく「換気」の時代>という項目を新設した。
そこにこのように書いている。
<私がソーラーサーキットの家を造り、ナビゲーションシステムを用い、そこに住んで体得したことは、夏にはダンパーを開けない方が快適に暮らせるということです。開けるとしたら中間期ですが、外がさわやかであるなら窓を開けるに越したことはないのですから結局一年中開けないことになります。
外断熱の家で夏に快適さを得るための基本は、気密を確保し、適切な計画換気を行うことで不快な熱や湿気を排出し、空気をさわやかに維持することです。それさえできれば従来の家と比べてエアコンの利用を三分の一以下にできます。
これからは、居室だけでなく構造体の内部(屋内)も同時に換気する全体換気が主流になります。適切に計画された換気は、常に室内の空気をさわやかに維持し、構造体の耐久性を増し、省エネルギーで上質な住み心地を約束してくれます。ですから、屋内を外と連通する通気層にしたり、内断熱工法のように断熱材の充填場所に使うのは考えものです。
温暖化に伴う異常気象、すなわち局地的な豪雨、洪水、突風、そして花粉や黄砂などを想定すると、これからの家はシェルターとしての性能を一段と高めなければなりません。ですから、シェルターの最も大切な部位に穴を開ける床下換気孔や基礎パッキン工法は止めるべきであり、ソーラーサーキットやWB工法は、近い将来に、床下ダンパーを必須とすることの不合理さに気づかざるを得なくなるでしょう。>
それに対して、すでにソーラーサーキットの家にお住まいのお客様からこんなご意見をいただいた。
「床下換気孔の有無について、どちらが良いのかデータで示してもらいたい」と。
東京体感ハウスでは、ダンパー開閉による温度と湿度の変化のデータ取りが行われていて、3刷りはそれに基づいて書いたものである。全体換気に関しては、今月20日から3日間かけて、日本工業大学小竿研究室に依頼しデータ取りが行われた。
その他、数人の方々からご意見をいただいたが、会場の雰囲気はとてもフレンドリーであり、本にサインを求められ、また、お土産を頂戴し、久保田紀子さんともども疲れを忘れて帰りの電車に乗った。
行くときにも感じたことなのだが、「つくばエクスプレス」という列車の乗り心地の悪さは特筆ものだ。
しかし目を閉じると、お客様方の温かな眼差しが思い浮かんできて、不満はすぐに感謝の思いに変わっていった。
カテゴリー: 投稿者 :松井









