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2008年08月25日(月)

炊き立ての赤飯

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(神主さんの話に耳を傾けているOさん一家。小学生の長男の後姿がとても頼もしく見えた)
 
埼玉県所沢市のO邸の地鎮祭が行われた。
Oさん夫妻が勉強会に参加したのは、4年前のことである。
娘さんがまだ2歳だったので、両親に預けてのことだった。
建てる場所は、ご主人の実家の庭先である。
地鎮祭が終わって、山登りが大好きという若々しいおばあちゃんが赤飯をご馳走してくれた。
「炊き立てのお赤飯を食べるのは、生まれて初めてのことです」と、社長が感激して言った。
「えっ?!」
私は、その言葉に戸惑いを覚えた。
工務店を経営していたら、年に一度ぐらいは赤飯を炊くのではなかろうか。
「一度も食べさせたことがない?」
創業以来の36年間を思い浮かべてみたが、たしかにそのようだ。赤飯はいただくばかりで、自分の家で炊くだけの精神的なゆとりがなかったのかもしれない。
「おいしいです!」
招かれた6人は遠慮なくお代わりをし、娘さんが給仕係をうれしそうにしてくれた。彼女は、手のひらにできた豆がつぶれて血がにじんでも、鉄棒に挑戦し続ける頑張り屋さんだとのこと。
94歳だった曾おばあちゃんは、亡くなる4日前まで抱っこして可愛がっていたという。ご仏前にみんなで手を合わせ、「いい家」を精一杯造りますと誓ってきた。

カテゴリー: 投稿者 :松井


 
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