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2008年08月31日(日)

無垢の木と漆喰で建てると

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横浜は、体感ハウス、事務所ともに大賑わいだった。
9時からK邸ご契約。(写真は、K夫妻と担当の大畠)
ついで新規のお客様二組をご案内し、昼食をとる間もなく東京体感ハウスへ直行。
勉強会は、今日も満席。
終わって、「いい家は無垢の木と漆喰で建てる」の神埼さんの勉強会に参加したというお客様と対談した。
その方は、神崎さんの話と私の話がまるで正反対であることに大変驚いたと前置きして、このような話を聞かせてくれた。
「神崎さんは、集成材は一切使うべきではないと言っている。その理由は、強度試験をしてみたところ無垢の木の方が断然強いことが分かったからだ。そのことを書いた本を来年出版する予定だが、たいへんな反響を呼ぶことになるはず。
換気装置は必要ない。無垢の木と漆喰で造られた家は、そもそも空気がきれいなのだから。新鮮空気が欲しい場合には窓を開ければよい。
床下は外と同じ環境でよい。湿気が入ってきたとしても、通気性を良くしてあるから何も心配はない。
断熱の方法は、施工さえきちんとしていれば内断熱、外断熱どちらでも良い」と。
 
無垢の木の強度は、1本1本がそれぞれ違っている。神崎さんが自信を深めるほどに強いのもあれば、使えない弱さのものもある。試験をしてある数を確認しても意味がない。実際に建てる家に用いる材料を試験し、その上で構造計算にかけなければ駄目である。
地震に強いか、弱いかは情緒的に語るものではない。
 
神崎さんの家造りを実際に観察してみると、断熱の方法には興味も関心もないことがよく分かる。いや、それ以上に住み心地を保証する考えかないことが分かる。
 
換気が必要なのは、人間は生活すると臭いと有害物質と水蒸気を出す生き物だからだのだ。生活臭が、ヒノキやヒバのにおいと混ざり合って染み付くと、なんとも言えない不快臭に変化する。やがて10年もするとかび臭さが加わり、無垢の木も漆喰も感動を失ってしまう家が多い。
ところが、きちんと換気されている家では生活臭の染み込みがないので、いつまでも木の香りが持続し、空気の気持ちよさに感動するものだ。
 
神崎さんの家に換気装置をつけたら、さらに空気が気持ちよくなるはずである。しかし、その場合には気密性を確保しなければならず、そうすると断熱の方法も見直さざるを得なくなる。袋詰め断熱材を無垢の柱の間に押し込む今のやり方を止めて外張り断熱に変えてみると、無垢の木と漆喰という素材が数段生きてくる。そして新換気システムを採用してみたら、神崎さんはあまりの快適さにきっとショックを受けるに違いない。
私は、これまでに無垢の木と漆喰の家をたくさん建ててきているので、それがよく分かるのだ。
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午後4時頃の体感ハウスの上空は、久しぶりにすがすがしい輝きを取り戻した。
今日は雨は降らないだろうと思えたが、2時間ほどすると空模様は一変し大粒の雨が落ちてきた。それと同時に、地面からカビの臭いが立ち上がってきた。
神崎さんの家の床下とSA−SHEの家の床下とでは、さわやかさに比較にならない違いがある。私は、家というものは居室だけでなく、床下も、壁の中も、小屋裏も、すべてが一年中さわやかであるべきだと考えている。

カテゴリー: 投稿者 :松井


 
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