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2008年09月01日(月)
願いは天に届いた

O邸の上棟が無事終わった。
規模が大きい3階建てなので、最近多発しているゲリラ型豪雨に備え2日がかりを覚悟していた。
5時を過ぎた頃から空模様が怪しくなり、ポツポツと降り始めた。
どの段階で中止させるかの判断は、社長に一任している。
とび職も、棟梁も、だれもその判断に逆らうことはできない。
それだけに社長は、常日頃天気の推移に関心を払っていて、気象庁の予報より正確な場合が多い。
5時半の時点での空模様を見ていて、私は今日の棟上げは中止すべきだと思った。
しかし社長は、「雨は心配ない」と明言した。上棟は命がけの作業であるだけに、その判断を間違えたら大変なことになりかねない。
それからの2時間のとびと大工たちの動きは感動的だった。雨は降らないと確信し、慌てることなく手際よく組み上げていった。
私は、みんなの動きを下から目で追いながら、ひたすら祈っていた。
「雨が降りませんように。そして、けがや事故がありませんように」と。
それはOさんご一家の強い願いでもあった。
両者の願いは天に届いたようで、雨に降られることなく7時半から上棟式が行われた。
Oさんご夫妻の目に、涙があふれていた。
カテゴリー: 投稿者 :松井









