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2008年09月21日(日)

家造りで一番大切なこと

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(3ヶ月間に、給気清浄フィルターが捉えた空気中の浮遊物)
 
家造りで一番大切なことは何だろうか?
私は最近になって、つくづく「換気」だと思ようになった。とくに、フィルターの掃除をしているときにそう思う。
無垢の木と漆喰をふんだんに用いても、人が生活するかぎり空気は必ず汚染される。人は、二酸化炭素を吐き出し、水蒸気とにおいも発散する。自然素材がそれらを吸着し、分解して清浄化すると主張するとしたら、いかさま商売的で心配になる。
仮にそのとおりだとしても、意図せぬ隙間から入ってくる空気が細菌や微生物、虫、土埃、粉塵などを運び込む。だから、隙間に無頓着であってはならず、気密テストを必ず行ってC値(隙間の程度の値で、小さいほど良い)を確認すべきだ。マツミが造る家は、平均0.5cm²/m²前後。
 
第一種全熱交換換気も第三種セントラル換気も、給気口に相応のフィルターを用意している。第一種の場合、第三種と違って給気口は1箇所になり、装置の手前に給気清浄フィルターを設けると、虫や土埃、粉塵などをかなり除去できる。ある程度浄化された空気が装置の中に導入され、フィルターでさらに浄化され、温度と湿度が交換された空気となって家の内部に供給される。
 
問題は、その先にある。
換気がいつまで初期の機能を発揮し続けるかだ。装置そのものは、モーターの寿命によって決まるのだが、「換気」という機能の持続性は、フィルターとダクトの維持管理にかかっている。
それを誰が行い続けるのか。
その答えに納得が得られない限り、家造りはスタートさせるべきではない。なぜなら、一家の健康がかかっているからだ。
きれいで気持ちの良い空気は、ただでは手に入らない。相応の投資と、維持管理が必要なのだ。その二つは、車の両輪であってどちらかが欠けたら換気はダメになる。電気代を払いながら、維持管理を怠って悪い空気を吸うことは最悪だ。
これからの家づくりでは、「換気」に関する勉強が必須である。
「法律に適合しているから心配ない」と言う造り手は、心配な相手だと心得ておくことだ。
家の引渡しのときに説明を受けるのでは遅すぎる。

カテゴリー: 投稿者 :松井


 
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