涼温な家 住み心地体感ハウス

松井修三の
思ったこと、感じたこと

あれもいい、これもいい

投稿日:2016年3月8日

家づくりにおいて、「あれもいい、これもいい」と言うのは無責任だ。

いや、無責任どころか、人を迷わせる点で悪であるとさえ言えよう。

「内断熱、外断熱、それはどっちでもいい。施工さえしっかりしていれば同じなのだ」と、したり顔で説明されると大概の人は「へー、そういうものなのか」と思ってしまう。

特に、学者とか評論家から説明されると。


しかし、その学者も評論家も実際に建てたことも住んだこともなく、理論理屈で言っているに過ぎない。

家は、車と違って一生の付き合いになる。車のように、乗り心地が悪いから買い替えるというわけにはいかない。


構造・断熱の方法・換気と冷暖房の方法によって住み心地が大きく変わる。この事実は、実際に住んでみないことには分からない。

だから、家づくりに関して他人の決断に影響を与えるような意見は簡単には言えないし、言うべきではないのだ。

自分が「いい家」だと確信するものを最低100棟建てて、そこに住む人たちの暮らしを3年以上フォローし続け、さらに自ら3年以上は住んでからにすることだ。

それを実践した者は、信念をもって「あれはダメ、これがいい」と言い切れるようになるし、言い切るべきだ。

  • 松井 修三プロフィール
  • 1939年神奈川県厚木市に生まれる。
  • 1961年中央大学法律学科卒。
  • 1972年マツミハウジング株式会社創業。
  • 「住いとは幸せの器である。住む人の幸せを心から願える者でなければ住い造りに携わってはならない」という信条のもとに、木造軸組による注文住宅造りに専念。
  • 2000年1月28日、朝日新聞「天声人語」に外断熱しかやらない工務店主として取り上げられた。
  • 現在マツミハウジング(株)相談役
    「いい家」をつくる会代表
  • 著書新「いい家」が欲しい。
    (創英社/三省堂書店)
    「涼温な家」
    (創英社/三省堂書店)

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