涼温な家 住み心地体感ハウス

松井修三の
思ったこと、感じたこと

牧野宗則 木版画展

投稿日:2015年11月18日

木版画でつとに名高い牧野宗則先生の個展が、新宿伊勢丹で開催されている。

私が会場に入ったとき、居合わせた先生と目が合った。瞬間、触れ合うものを感じ、30分ほどお話を聞かせていただいた。


イメージを作品にするには、まず、手すきの紙を指先で触って、そのイメージに最適の一枚を選別する。20年以上を掛けて習得した「摺り」の技法を如何なく発揮して、最高の色彩を摺り上げるには50工程以上を必要とするとのこと。

私とほぼ同年代。手作業にとことんこだわるあまり、助手を使わず、すべてを独力でやり遂げるという。ちょっと困ると、すぐに人手に頼ろうとする自分が恥ずかしくなった。握手した先生の手は、長年、「彫り」と「摺り」で鍛え上げた厚みと、力強さ、あたたかさそして、これからもっともっと素晴らしい作品をつくるという強い意思にあふれていた。

写真の作品は、「新・体感モデルハウス」の和室に飾らせていただくことにした。

  • 松井 修三プロフィール
  • 1939年神奈川県厚木市に生まれる。
  • 1961年中央大学法律学科卒。
  • 1972年マツミハウジング株式会社創業。
  • 「住いとは幸せの器である。住む人の幸せを心から願える者でなければ住い造りに携わってはならない」という信条のもとに、木造軸組による注文住宅造りに専念。
  • 2000年1月28日、朝日新聞「天声人語」に外断熱しかやらない工務店主として取り上げられた。
  • 現在マツミハウジング(株)相談役
    「いい家」をつくる会代表
  • 著書新「いい家」が欲しい。
    (創英社/三省堂書店)
    「涼温な家」
    (創英社/三省堂書店)

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