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住み心地のいい家 「涼温な家」を建てています。 「涼温な家」マツミハウジング

涼温な家 住み心地体感ハウス

松井修三の
思ったこと、感じたこと

バルセロナチェア

投稿日:2015年9月30日

過日紹介したバルセロナの建築家協会の二階ホールに、「バルセロナチェア」として有名な椅子が、極めて無造作に置かれていた。

ル・コルビュジェ、フランク・ロイド・ライトと共にモダニズム建築の三大巨匠といわれるミース・ファンデル・ローエのデザインによるものだ。

最初は、この椅子に座って話をしていたのだが、15分もしない内に私は腰に痛みを感じるようになった。そこで、9月25日の上から2番目の写真のように奥の席に移動して話を続けた。


「バルセロナチェア」は、ゆったり背を持たせてくつろぐにはいいが、真剣に対話するには不向きである。座り心地も決してよくはない。もっとも、足が長ければ違った感じが得られるのだろうが。


トランジットのために空港の待合室で2時間ほど過ごした。置かれていたソファーはクッションがないために30分も座っていると腰が痛くなってしまう。足の短さを嘆きながら立ったり座ったりしていただけに、見た瞬間、「バルセロナチェア」への期待は大きかった。


ミースの建築思想には、有名な「God is in the detail」(神は細部に宿る)の他に、「Less is more.」(より少ないことは、より豊かなこと)がある。

この椅子にその典型を見る思いがしたが、眺めていると雰囲気にはたしかに不思議なほど豊かなものを感じた。

  • 松井 修三プロフィール
  • 1939年神奈川県厚木市に生まれる。
  • 1961年中央大学法律学科卒。
  • 1972年マツミハウジング株式会社創業。
  • 「住いとは幸せの器である。住む人の幸せを心から願える者でなければ住い造りに携わってはならない」という信条のもとに、木造軸組による注文住宅造りに専念。
  • 2000年1月28日、朝日新聞「天声人語」に外断熱しかやらない工務店主として取り上げられた。
  • 現在マツミハウジング(株)相談役
    「いい家」をつくる会代表
  • 著書新「いい家」が欲しい。
    (創英社/三省堂書店)
    「涼温な家」
    (創英社/三省堂書店)

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