涼温な家 住み心地体感ハウス

松井修三の
思ったこと、感じたこと

待ち遠しかった本格的な寒さ

投稿日:2015年11月25日

ようやく寒さがやって来た。

「暖房はまだ一日もつけていません。寒くなるのが楽しみです」。


書斎の内外温度計では外気温が5度台まで低下してきたので、過日そう言われていたHさんのところへ電話してみた。


「夕方から暖房のスイッチを入れました。いま室温は22度で、申し分のない暖かさです。エアコンの風がないのに、全身がほんわりと暖かさに包まれ、どの部屋へ行っても同じように暖かいんですよ。暖かいって、こんなにも幸せに感じるものだと、もううれしくてなりません」、奥さんの声は明るく弾んでいた。


---- 私は、ちょっと風邪気味なのでタンスからカーディガンを探し出して着てみたのだが、すぐに脱いでしまった。「涼温換気」にしてから、セーターやカーディガンはもちろんのこと、冬用の厚手の生地のシャツも着たことがない。

極度の冷え症なので、靴下だけは厚手のものを履いている。


そんな話を交わした後で、奥さんが言われた。

「正月休みを利用して、主人が海外旅行を予約してくれているのですが、私は家にいたくなりました。家でのんびりと過ごす方が良さそうに思えるのです」

「実は、私も同じです。女房の骨休めにと思って、マカオに行くことにしているのですが、本音は家でゆっくりと音楽を聴いたり、映画を観ていたいです」

奥さんの声の調子が少し変わった。

「あら、うちの主人の本音もそうなのでしょうか?」

私は、言わずもがなのことを言ってしまったと反省した。

  • 松井 修三プロフィール
  • 1939年神奈川県厚木市に生まれる。
  • 1961年中央大学法律学科卒。
  • 1972年マツミハウジング株式会社創業。
  • 「住いとは幸せの器である。住む人の幸せを心から願える者でなければ住い造りに携わってはならない」という信条のもとに、木造軸組による注文住宅造りに専念。
  • 2000年1月28日、朝日新聞「天声人語」に外断熱しかやらない工務店主として取り上げられた。
  • 現在マツミハウジング(株)相談役
    「いい家」をつくる会代表
  • 著書新「いい家」が欲しい。
    (創英社/三省堂書店)
    「涼温な家」
    (創英社/三省堂書店)

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