涼温な家 住み心地体感ハウス

松井修三の
思ったこと、感じたこと

「虚偽データで基礎工事」

投稿日:2015年10月16日

テレビ(写真はフジテレビ)、新聞は連日トップニュースで報じている。

わが家でも、食事をしながら話題になる。

女房は、最初こんな質問をした。

「息子たちのマンションは大丈夫なのでしょうね?」

「それは分からないよ。一流会社が販売したものだから大丈夫だろう」

「今回だって、造った会社も販売した会社も超一流でしょう。一流だから大丈夫なんて、あなたらしくない意見ですね」

女房は、大いに不満気だった。


「基礎工事に絡んでいたのは、旭化成建材つまりへーベルハウスと同じで旭化成の子会社だ。へーベルハウスはこの間の大洪水のとき、一棟だけ流されなかったことで大人気となったそうだ。

地震に強い、火事に強い、洪水にも強いということでね。それが地震では心配ということになったら、人気がどうなるかね」

「マツミは心配ないのですか?」

「ないと言えるよ。そんなことをしてまで利益を得ようとする業者とは付き合っていないし、うちは、現金払いでしかも値段を叩かない」


「それにしても、全棟建替えるとなったら大変なことですね」

「いや、そう提案することが一番得になるという読みがあるのだと思うよ。マンションブームが続くなら、ここで大損したとしても、建て替えて売ればほぼトントンぐらいになると計算があるのだろう。

彼らには、住む人の幸せを願うという信条がない。売上高と利益の増大ばかりを追求するから、こんなことが起こるのだ」

私の語調の厳しさに、愛犬がびっくりしたように振り向いた。


私は創業以来、社員・大工・職人・業者に対して、とにかく正直であって欲しいと言い続けてきている。正直さは、バカが付くほどがいい。

  • 松井 修三プロフィール
  • 1939年神奈川県厚木市に生まれる。
  • 1961年中央大学法律学科卒。
  • 1972年マツミハウジング株式会社創業。
  • 「住いとは幸せの器である。住む人の幸せを心から願える者でなければ住い造りに携わってはならない」という信条のもとに、木造軸組による注文住宅造りに専念。
  • 2000年1月28日、朝日新聞「天声人語」に外断熱しかやらない工務店主として取り上げられた。
  • 現在マツミハウジング(株)相談役
    「いい家」をつくる会代表
  • 著書新「いい家」が欲しい。
    (創英社/三省堂書店)
    「涼温な家」
    (創英社/三省堂書店)

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