涼温な家 住み心地体感ハウス

松井修三の
思ったこと、感じたこと

いまひとつ

投稿日:2015年7月12日

(貼り絵作家・内田正泰「白い道」。内田先生の作品は、今年度「PHP」誌の表紙を飾っている。)


今日ご契約をいただいたTさんは、5年越しのお客様である。

なかなか土地が見つからなかったが、事務所から徒歩15分ほどのところが手に入り、契約の運びとなった。

5年の間に、大手ハウスメーカーの住宅展示場を見歩き、いろいろな住宅本を読んでみたが、いまひとつぴんとくるものがなかったそうだ。


この「いまひとつ」という言葉は、契約の席でよく聞かれる言葉だ。そのたびに私は身が縮まる思いがしてならない。

マツミとご縁がなかったお客様も、どこかのハウスメーカーで言っていられると思うからだ。

「いまひとつ」、社員はきっと予算のことだと思うに違いない。予算が足りないのだから仕方がなかったと。たしかに、そうである場合も多い。しかし、違う理由もあるはずだ。

自分にとって不都合なことは想像したくないが、私はそこが知りたい。

とくに「涼温な家」を造れるようになってから、思いは強まるばかりだ。

「いま一つ」をなんとしても埋めたいのだ。

  • 松井 修三プロフィール
  • 1939年神奈川県厚木市に生まれる。
  • 1961年中央大学法律学科卒。
  • 1972年マツミハウジング株式会社創業。
  • 「住いとは幸せの器である。住む人の幸せを心から願える者でなければ住い造りに携わってはならない」という信条のもとに、木造軸組による注文住宅造りに専念。
  • 2000年1月28日、朝日新聞「天声人語」に外断熱しかやらない工務店主として取り上げられた。
  • 現在マツミハウジング(株)相談役
    「いい家」をつくる会代表
  • 著書新「いい家」が欲しい。
    (創英社/三省堂書店)
    「涼温な家」
    (創英社/三省堂書店)

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