涼温な家 住み心地体感ハウス

松井修三の
思ったこと、感じたこと

「涼温な家」で弾くペトロフ

投稿日:2015年5月28日

ペトロフのピアノについて、2006年7月8日にも書いたが、一昨日、ご契約をいただいた世田谷区に建築予定のHさんからもこんなご感想をいただいた。


<ピアノはかなり古い楽器ですが、構造が変わっていません。昔は、アメリカの Steinway&Sons(スタインウェイ) とオーストリーの Bosendorfer(ベーゼンドルファー)が圧倒的に優れていて、それ以外にも、ヨーロッパには優れた会社がいくつかありました。


最近になって Steinway が投資家に買収され、Bosendorfer も経営に行き詰まって YAMAHA が買収。これ以降はサービスを含めた品質が確実に落ちてきました。利益追求が最大目的になると、どうしても品質で妥協せざるを得なくなるようです。今は、YAMAHA を含めて、ほとんどのメーカーが中国生産になりました。


一方、入れ代わりに名声を獲得したのが、イタリーの Fazioli (ファツィオリ)で、これは最高のピアノを作りたいという目的で、比較的最近作られたオーナー経営です。以前のステージでは、Steinway 以外は見たことがないといった状況でしたが、最近は Fazioli を選ぶ演奏者が多いです。少量生産の会社ですから、まだ市場に出ている台数が極めて少ないのですが、日本にもいくつか入ってきています。


Fazioli 以外では、古くからの会社で唯一オーナー経営を続けているのがチェコの Petrof(ペトロフ) で、ヨーロッパ最大のピアノメーカーでありながら、非常にレベルの高い製品を作り続けています。あまり宣伝もしないので、知らない人も多いのですが、オーナー経営特有の妥協のない製品を作っていて、響きの良さに夢中になる人が多いです。>


Hさんもそのお一人のようで、多忙を極めるお仕事の合間に、ペトロフに向き合うひと時を大事にされているそうだ。

「涼温な家」で、ペトロフがどんな音色を響かせるのか楽しみである。

  • 松井 修三プロフィール
  • 1939年神奈川県厚木市に生まれる。
  • 1961年中央大学法律学科卒。
  • 1972年マツミハウジング株式会社創業。
  • 「住いとは幸せの器である。住む人の幸せを心から願える者でなければ住い造りに携わってはならない」という信条のもとに、木造軸組による注文住宅造りに専念。
  • 2000年1月28日、朝日新聞「天声人語」に外断熱しかやらない工務店主として取り上げられた。
  • 現在マツミハウジング(株)相談役
    「いい家」をつくる会代表
  • 著書新「いい家」が欲しい。
    (創英社/三省堂書店)
    「涼温な家」
    (創英社/三省堂書店)

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