
松井修三の
思ったこと、感じたこと
空気をリフォームする?
投稿日:2015年4月10日
横浜市緑区で、築18年の家を「涼温換気リフォーム」されたIさんからこんな感想をいただいた。
2年前リフォームした友人が、キッチンセットも浴室も新しくなり、家の内外はきれいになったけれど、夏の暑さ、冬の寒さ、結露は相変わらずで、新築のニオイと生活臭がミックスしてたまらない日があると愚痴をこぼしていました。
あなたもやるなら慎重にした方がいいわよと言われたものの、リフォームに関しては、住宅展示場へ行っても無駄なように思えて悩んでいたときに、「だから『いい家』を建てる。」を読み、体感ハウスへお邪魔して、空気の気持ち良さに驚かされたのです。
わが家は、環境も立地もデザインも申し分なく良いのですが、結露・カビ・ペットの臭いに悩まされ、主人はさほど気にしていなかったのですが、家にいる時間が長い主婦にとってはストレスでした。
「空気をリフォームすると、住み心地が画期的に変わる」と聞かされ、それまでに聞いたことがない発想だなぁと思うと同時にピンと来るものがありました。
勉強会に参加して学んだことは、まず断熱と気密をしっかり改善して、メンテナンスがやりやすい機械換気を中心に、冷暖房を組み合わせるという実にシンプルな方法でした。
部屋づけのエアコンが必要なくなるというのですから、エアコンの風が嫌いな私には、うってつけのものだと思いました。
3月の寒い日に完成して、最初に玄関を1歩入った瞬間、体感ハウスで感じたのと同じ空気感であることに感動しました。それから、何度も深呼吸をしながら家中を歩き回って暖かさに感激し、よくぞ「涼温換気リフォーム」に出合えたものだと主人と喜び会いました。
その上、設備も一新され、外観もインテリアも新築と変わらなくなったのですから、リフォームした甲斐が大いにありました。それに耐震補強もしていただいたので安心です。
先日、遊びに来た友人が、リフォームで暑さ、寒さも、さらに空気まで変えることができるなんて知らなかったと何度も残念そうに言うものですから、なんだか申し訳ないような気がして困ったものでした。
「涼温換気リフォーム」のおかげで、人生までがリフレッシュしたような感じがして、日々の生活がとても楽しくなりました。
空気が気持ちいい暮らしって最高です。
本当に大切なものは目には見えないと言いますが、フィルターの汚れ具合を見る度にきれいな空気の大切さを思い知らされています。
ありがとうございました。

- 松井 修三プロフィール
- 1939年神奈川県厚木市に生まれる。
- 1961年中央大学法律学科卒。
- 1972年マツミハウジング株式会社創業。
- 「住いとは幸せの器である。住む人の幸せを心から願える者でなければ住い造りに携わってはならない」という信条のもとに、木造軸組による注文住宅造りに専念。
- 2000年1月28日、朝日新聞「天声人語」に外断熱しかやらない工務店主として取り上げられた。
- 現在マツミハウジング(株)相談役
「いい家」をつくる会代表 - 著書新「いい家」が欲しい。
(創英社/三省堂書店)
「涼温な家」
(創英社/三省堂書店)
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