涼温な家 住み心地体感ハウス

松井修三の
思ったこと、感じたこと

「家と命とどっちが大切なの?」

投稿日:2015年2月22日

今日も勉強会は盛況だった。

完成見学会も盛況で、社長をはじめ設計士全員が応対に出払っていたので、個別相談には私も加わった。


中年の女性のお客様から頼まれた。

「エアコンの風を受けないということが、こんなにも気持ち良いものなのかを実感しました。この家だったら住みたいです。

母も風が大嫌いなので、冬はこたつで丸くなり、夏は窓をいっぱいに開けてひたすら我慢しています。出かけるときは、隣の部屋のエアコンを付けておくのですが、帰宅すると止めてしまって窓を開けています。

今日は一緒に連れてきたかったのですが、『私は勉強会なんか出たくない』といって来ませんでした。

父が67歳の時に浴室で倒れていますから、心配でなりません。

でも母は、父が苦労して建ててくれた家なのだから、建て替えるなんてとんでもないと言うのです。

朝食を共にしながら、『家と命とどっちが大切なの』、とつい声を荒げてしまいました。

勉強会に参加して、危険な寒さ、暑さは我慢すべきものではないことがよく分かりました。なんとしても母を説得して連れてきますから、会ってください」と。

  • 松井 修三プロフィール
  • 1939年神奈川県厚木市に生まれる。
  • 1961年中央大学法律学科卒。
  • 1972年マツミハウジング株式会社創業。
  • 「住いとは幸せの器である。住む人の幸せを心から願える者でなければ住い造りに携わってはならない」という信条のもとに、木造軸組による注文住宅造りに専念。
  • 2000年1月28日、朝日新聞「天声人語」に外断熱しかやらない工務店主として取り上げられた。
  • 現在マツミハウジング(株)相談役
    「いい家」をつくる会代表
  • 著書新「いい家」が欲しい。
    (創英社/三省堂書店)
    「涼温な家」
    (創英社/三省堂書店)

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