涼温な家 住み心地体感ハウス

松井修三の
思ったこと、感じたこと

念じるならば

投稿日:2015年1月28日

昨年の秋ごろに、マツミハウジングでお世話になっている外構屋さんが、ハイビスカスを二鉢、横浜事務所に置いていってくれた。

ところが日が経つにつれ、世話をするのを忘れてしまい気付いたときには、二鉢ともに萎れてしまった。

あぁ、可愛そうなことをしたと思い、我が家で世話することにした。


大き目な鉢に土も入れ替えて、たっぷりと水をあげ、窓辺に置いて日がよく当たるようにした。しかし、環境も変わり土も変わったせいか、萎れていた葉は次々に黄色くなって枝から落ちていった。小さな蕾さえも黄色くなって、ポロポロと落ちた。枝も枯れてダメになったのもある。

このまま枯れてしまうのかと思うといたたまれなかった。

「悪かったねぇ、世話をしないでごめんね。元気になって」と、祈るような思いで毎日声をかけていた。

すると、葉が黄色くなることが少なくなって、新しい葉が出始めた。


土の乾き具合をみながら、水やりも細心の注意をして世話を続けていると蕾が次第に膨らんで、とうとう今日見事な花を咲かせてくれた。

「ありがとう。きれいね」と、思わず両の掌に包まずにはいられなかった。

手を掛け、手を尽くし、念じるならば思いは花にも伝わるものなのだと感動させられた。

もう一鉢の黄色いハイビスカスも蕾が膨らみつつある。

「涼温な家」が発揮するエネルギーも寄与しているような気がしてならない。

                      久保田紀子

  • 松井 修三プロフィール
  • 1939年神奈川県厚木市に生まれる。
  • 1961年中央大学法律学科卒。
  • 1972年マツミハウジング株式会社創業。
  • 「住いとは幸せの器である。住む人の幸せを心から願える者でなければ住い造りに携わってはならない」という信条のもとに、木造軸組による注文住宅造りに専念。
  • 2000年1月28日、朝日新聞「天声人語」に外断熱しかやらない工務店主として取り上げられた。
  • 現在マツミハウジング(株)相談役
    「いい家」をつくる会代表
  • 著書新「いい家」が欲しい。
    (創英社/三省堂書店)
    「涼温な家」
    (創英社/三省堂書店)

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