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住み心地のいい家 「涼温な家」を建てています。 「涼温な家」マツミハウジング

涼温な家 住み心地体感ハウス

松井修三の
思ったこと、感じたこと

「固定価格買い取り制度」という愚策

投稿日:2014年12月17日

太陽光など再生可能エネルギーで発電した電気を大手電力会社が、政府が決めた値段で買う「固定価格買い取り制度」の欠陥があらわになっている、と読売朝刊が報じていた。

「太陽光発電の電気を売って、ローン返済に充てる想定だった人からマイホーム購入のキャンセルが出ている」と、大手ハウスメーカーの嘆きも紹介して、不安の声を強調していた。


もともと太陽光は、人類に平等に与えられているはずが、電気に変換するとボーナスがもらえ、その出資を太陽光発電をしない、あるいはできない人にも負担させる仕組みはおかし過ぎるし、長続きするものではなかろう。

原発が使えない以上、代替エネルギー促進を図らざるを得ないのは十分わかっていても、負担させられる側からすれば、なんで他人様の家計の援助をしなければならないのだ、という割り切れない気持ちになるのは当然である。


「固定価格買い取り制度」の下では、太陽光発電にはデフレマインドがつきまとう。1円でも多く売った方が得だという心理を正当化すると、半面では1円分でも電気代を節約しなくてはという心理を煽ることになるからだ。

3.11以後、夜の住宅街を散歩すると陰気っぽくて心が重くなる。そのわけは、玄関灯がことごとくといってよいほど消されたままになったからだ。太陽光パネルが載った家ぐらい明るくなるかと思えばそうはならない。

景気は国民の心理だとすれば、今は大不況なのではなかろうか。若い世代であっても、高齢世代と同様に照明をできるだけ消して暮らしている。


「固定価格買い取り制度」が街を暗くしているといっても過言ではなかろう。

自分の家の屋根で得た電気は、自分の家で使い、余剰分があったらタダで他人様に使っていただくようにすれば、きっと世の中もっと明るくなるに違いない。

  • 松井 修三プロフィール
  • 1939年神奈川県厚木市に生まれる。
  • 1961年中央大学法律学科卒。
  • 1972年マツミハウジング株式会社創業。
  • 「住いとは幸せの器である。住む人の幸せを心から願える者でなければ住い造りに携わってはならない」という信条のもとに、木造軸組による注文住宅造りに専念。
  • 2000年1月28日、朝日新聞「天声人語」に外断熱しかやらない工務店主として取り上げられた。
  • 現在マツミハウジング(株)相談役
    「いい家」をつくる会代表
  • 著書新「いい家」が欲しい。
    (創英社/三省堂書店)
    「涼温な家」
    (創英社/三省堂書店)

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