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住み心地のいい家 「涼温な家」を建てています。 「涼温な家」マツミハウジング

涼温な家 住み心地体感ハウス

松井修三の
思ったこと、感じたこと

10年点検

投稿日:2014年12月26日

(手前は掃除済み)

お引き渡した後、「お客様はどのようにお住いだろうか?」、「ご満足していただいているだろうか?」、「どこか不都合なところがあるのでは?」などと毎日気になる。

とりわけ、10年以前に設置した換気装置に対する心配が尽きない。


というのは、今から23年前、1991年からに取り組み始めた「外断熱・二重通気工法/ソーラーサーキットの家」は換気装置を標準装備にしており、第三種セントラル方式、中でもアルデというフランス製のものを最善としていた。


第三種換気というのは、トイレや浴室の換気扇と同じようにモーターの力で室内の空気を排出する。壁面に適当に穴を開けてやると、それに見合った空気が入ってきて換気できるという極めてシンプルな仕掛けのものだ。

空気と共に、暑さ、寒さ、湿気、ホコリ、騒音など不都合なものも入ってくる。しかし、室内の空気が淀んで、嫌なにおいが滞留し、カビが発生しやすい環境を改善するのに役立つことは確かだった。とくに、当時問題になりつつあったシックハウス対策として必要欠くべからざるものでもあった。

そこで2003年になって、国は機械換気装置の設置を法律で義務化した。

国もそうだが工務店もハウスメーカーも、いずれ装置のメンテナンスが必要になることは理論上分かっていた。しかし、それに責任をもって対処する体制が、今もほとんどないのが実情ではなかろうか。


換気装置は、ふだん住人が目にすることがない。写真のように排気量の調整弁にホコリが堆積して、徐々に換気量が減少する事態になっても気付きづらいし、仮に機械が停止しても分からない人が多い。

アルデは、「涼温換気」のように掃除のしやすさに配慮されていないので、住人に掃除を求めるのは無理だ。それだけに、10年点検は必須である。

  • 松井 修三プロフィール
  • 1939年神奈川県厚木市に生まれる。
  • 1961年中央大学法律学科卒。
  • 1972年マツミハウジング株式会社創業。
  • 「住いとは幸せの器である。住む人の幸せを心から願える者でなければ住い造りに携わってはならない」という信条のもとに、木造軸組による注文住宅造りに専念。
  • 2000年1月28日、朝日新聞「天声人語」に外断熱しかやらない工務店主として取り上げられた。
  • 現在マツミハウジング(株)相談役
    「いい家」をつくる会代表
  • 著書新「いい家」が欲しい。
    (創英社/三省堂書店)
    「涼温な家」
    (創英社/三省堂書店)

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