涼温な家 住み心地体感ハウス

松井修三の
思ったこと、感じたこと

気密測定見学会

投稿日:2014年11月8日

横浜店の真向かいで建築中のK邸で、「気密測定見学会」を行った。

断熱材の内側に見える、構造材やTIP構法が最も美しく見えるときでもある。

まず、設計担当が「涼温な家」の49ページを朗読した。


<断熱と気密とは一対の関係であり、気密と機械換気も一対に考えるべきものです。この三者の関係を理解できると「涼温な家」の住み心地の基本が見えてくるはずです。

住み心地のレベルは、数値やグラフでは表現できないとしても、気密測定の数値で推察することはできます。数値が良いということは、住み心地を良くするための絶対条件であるとともに、大工・職人の腕と心意気が立派だということでもありますから、測定に際しては積極的に立ち会うことをお勧めします。気密測定は、住み心地を大切にしようという造る側と住む側との合意の「現場検証」でもあるのです。>


住み心地の良し悪しは、目で判断することはできない。だが、隙間の面積の多少で推察ができる。その理由を、設計担当者がじっくりと説明した後で、減圧式による測定が始まった。

測定するのは、第三者の気密測定員である。マツミハウジングでは自社で測定器は保有しているが、第三者の判定をお客様に提示することにしている。

大工さんは、郷さん兄弟。測定には立ち会わず、今日は早帰りした。結果に絶対の自信を持っているからだろう。これまでの現場での平均アベレージは0.26cm2/m2

気密測定の結果は、C値0.13cm2/m2だった。

外気温13.7度、室温17.0度、気積434.42m3。


測定員が結果について一通り説明した後で言った。

「マツミさんの現場は、どこもすばらしい数値が出ますね。大工さんの腕が確かな証ですね」

体感ハウスに移動して、お客様方にお茶を差し上げた。室内は無暖房で21度だった。

みなさんが、あたたかなわけを気密という点からも納得されたようだ。もっとも、第一種全熱交換換気の働きがあってのことである。

  • 松井 修三プロフィール
  • 1939年神奈川県厚木市に生まれる。
  • 1961年中央大学法律学科卒。
  • 1972年マツミハウジング株式会社創業。
  • 「住いとは幸せの器である。住む人の幸せを心から願える者でなければ住い造りに携わってはならない」という信条のもとに、木造軸組による注文住宅造りに専念。
  • 2000年1月28日、朝日新聞「天声人語」に外断熱しかやらない工務店主として取り上げられた。
  • 現在マツミハウジング(株)相談役
    「いい家」をつくる会代表
  • 著書新「いい家」が欲しい。
    (創英社/三省堂書店)
    「涼温な家」
    (創英社/三省堂書店)

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