涼温な家 住み心地体感ハウス

松井修三の
思ったこと、感じたこと

風を受けて育つ木

投稿日:2014年9月1日

今月号の「プレジデント」を開いたら、偶然目に入ったのがこんな文章だった。

「そもそも、現代におけるイノベーションは、旧来のシステムに対して破壊的作用をどこかで持つから、抵抗を受けるのは当然である。新しい技術や、サービスを提案する者は、必ずある程度の誹謗中傷を受ける」。

これは、脳科学者の茂木健一郎さんが「世間の風圧は悪いことばかりではない」という題で書かれたエッセイの一部である。


こういう文章が目に止まるのは、「涼温換気」に関して誹謗中傷気味の話が耳に入る機会が増えてきたからかもしれない。

勉強会に参加されたお客様が、「住宅展示場で、ある会社の営業マンが、松井さんは大気汚染を煽って金儲けを狙っている」と話してくださったそうだ。


「涼温換気」が、旧来のものに対して「破壊的作用」をするか否かには関心がないが、センターダクトを用いることで「換気経路」を180度逆転させ、家中の空気を感動的に気持ち良くしたという点で画期的である。

半世紀近く、住む人の健康維持・増進を心から願い続けてたどり着いた「いい家が欲しい」に対する答えなのである。


今日ご契約をいただいたO邸は、目黒区の閑静な住宅街の一角に建つ。

車で10分も走ると、北には246号線、東には環状7号、西には環状8号、南には目黒通りと、通行量のきわめて多い道路に囲まれている。

都内で一番大きな住宅展示場もすぐ近くだ。それにもかかわらず、Oさんご夫妻が「涼温な家」を選ばれたのは、大気の汚染状況を日頃痛感されているからに違いない。


茂木さんは、こう締めくくっている。

「風を受けて育つ木は、強くなる。そう信じて、風圧を楽しむくらいがいいのである」と。

  • 松井 修三プロフィール
  • 1939年神奈川県厚木市に生まれる。
  • 1961年中央大学法律学科卒。
  • 1972年マツミハウジング株式会社創業。
  • 「住いとは幸せの器である。住む人の幸せを心から願える者でなければ住い造りに携わってはならない」という信条のもとに、木造軸組による注文住宅造りに専念。
  • 2000年1月28日、朝日新聞「天声人語」に外断熱しかやらない工務店主として取り上げられた。
  • 現在マツミハウジング(株)相談役
    「いい家」をつくる会代表
  • 著書新「いい家」が欲しい。
    (創英社/三省堂書店)
    「涼温な家」
    (創英社/三省堂書店)

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