涼温な家 住み心地体感ハウス

松井修三の
思ったこと、感じたこと

高齢者とエアコン

投稿日:2016年7月1日

今日の朝日新聞は、「熱中症で死亡 9割屋内」と報じている。

この5年間に熱中症で死亡したのは計365人で、うち328人(90%)が屋内で見つかっていた。死亡者の80%近くは65歳以上だった。

その中でエアコンがあったのは160人。しかし、発見時に使われていなかったのは138人。なんと86%もの人が使っていなかったという。

このような記事は、たいがいは医師の意見で締めくくられる。

「高齢者は暑さを感じにくく、気づかぬうちに脱水が進みやすい。屋内だからと安心してはいけない。エアコンなどで温度調節をするとともに、意識的に水を飲むように心がけてほしい」。


この記事を読んで気になったところがある。

なぜ、エアコンを使わなかったのかに触れていない点だ。


節電意識が強く、エアコンの電気代がもったいないと思ったからなのか、それとも、エアコンの風が嫌いだったのか。

高齢者でエアコンの風が嫌いという人は決して少なくない。


体感ハウスに来られた50代と思しき女性のお客様が、朝日新聞の記事を話題にされた。

「うちのおばあちゃんは、エアコンの風が大嫌いなのですが、扇風機の風は好きです。でも、これからの季節は扇風機だけでは暮らせませんから、私が我慢することになり、毎年体調を崩してしまうのです。

この家はいいですね。

エアコンを意識しないでこんなに涼しく過ごせるなんて、魔法のようですね。熱中症の心配もなくなり、おばあちゃんもきっと喜んでくれると思います」。

  • 松井 修三プロフィール
  • 1939年神奈川県厚木市に生まれる。
  • 1961年中央大学法律学科卒。
  • 1972年マツミハウジング株式会社創業。
  • 「住いとは幸せの器である。住む人の幸せを心から願える者でなければ住い造りに携わってはならない」という信条のもとに、木造軸組による注文住宅造りに専念。
  • 2000年1月28日、朝日新聞「天声人語」に外断熱しかやらない工務店主として取り上げられた。
  • 現在マツミハウジング(株)相談役
    「いい家」をつくる会代表
  • 著書新「いい家」が欲しい。
    (創英社/三省堂書店)
    「涼温な家」
    (創英社/三省堂書店)

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