涼温な家 住み心地体感ハウス

松井修三の
思ったこと、感じたこと

「思ったほど涼しくない」

投稿日:2014年7月20日

このところ、お引き渡しが連続している。

東京都品川区のT邸は、「涼温な家」として敷地面積が最小である。22坪の角地に33坪の3階建てが見事におさまった。

設計の工夫が優れているのだが、大工さん・職人さんたちも実によくやってくれた。

外気浄化装置は、脚立に乗らないことには扱えない位置にある。ご夫妻と大学生の長男と長女さんの前で、私がフィルター交換を実演しながら説明した。

「いまは新品を取り付けたばかりですからきれいですが、1ヶ月後にはたぶん真っ黒けに汚れるでしょう。この装置がご一家の健康を守ってくれるのですから、みなさんで関心を持ち続けてください」

すると、奥さんが「この人たちは二人ともひどい花粉症なのですよ」と言われた。

「そうでしたか。花粉は100%除去できます。花粉症の人は、夜中にもクシャミで悩まされることがあるでしょう。でも、この家に住むと、それが激減して熟睡できるようになると喜びの報告をくださるお客様が多いのです。楽しみにしてください」。


その後で、日射取得の損得について表面温度測定器を床・壁・天井そして窓に当てながらお話しした。

狭小敷地に建つ3階建ては、住まい方の工夫がないと「涼温」は得にくくなってしまう。

窓からの熱の出入りに配慮して、適当にCDエアコンを用いれば、個別エアコンとはまるで違う快適さが得られるはずだ。

間もなく、東京地方も梅雨が明け、本格的な暑さに包まれる。

「思ったほど涼しくないというご不満を感じたら、ご遠慮なく相談してください」

私は、そうお願いした。Tさんご一家の感想が待ち遠しい。


続いて、東京都武蔵野市のH邸のお引き渡しに立ち会った。

地下室付きの二階建てである。

Hさんのお母さんが満面の笑顔で言われた。

「まるで別世界に来たような快適さに驚きました。こんな素敵な家でこれからの人生を過ごせるなんて夢のようです。思い切って建て替えてよかったです」。

傍らで息子さんが言われた。

「地下室も想像していた以上に快適なのに驚きました。防音室ですから、これから好きな映画や音楽を思う存分に夜中にも楽しめるので、うれしくてなりません」。

  • 松井 修三プロフィール
  • 1939年神奈川県厚木市に生まれる。
  • 1961年中央大学法律学科卒。
  • 1972年マツミハウジング株式会社創業。
  • 「住いとは幸せの器である。住む人の幸せを心から願える者でなければ住い造りに携わってはならない」という信条のもとに、木造軸組による注文住宅造りに専念。
  • 2000年1月28日、朝日新聞「天声人語」に外断熱しかやらない工務店主として取り上げられた。
  • 現在マツミハウジング(株)相談役
    「いい家」をつくる会代表
  • 著書新「いい家」が欲しい。
    (創英社/三省堂書店)
    「涼温な家」
    (創英社/三省堂書店)

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