涼温な家 住み心地体感ハウス

松井修三の
思ったこと、感じたこと

感動がこだまするお引き渡し

投稿日:2014年7月21日

横浜市瀬谷区のH邸のお引き渡しが無事終わった。

拙著「涼温な家」の終章に紹介させていただいた方である。上棟式のとき、Hさんはこのように挨拶された。

「ここには両親が建てた家がありました。私が幼いころから家族と共に過ごした思い出がたくさん詰まった家です。建て替えるのには躊躇する思いがありました。5年前に父を失い、3年前に母が亡くなり、その年の冬は心身ともにひとしお寒く感じたのです。一人になった寂しさもあったのでしょう。このまま寒さに耐えながら生きていくのは辛すぎる。これからの人生は、なんとしても暖かい家で暮らしたいと思い、建て替えを決断しました。『涼温な家』は、きっと私を励まし支えていってくれることでしょう」。


玄関ドアを開けると、左手の2連の窓にステンドグラスがはめ込まれている。

南の日差しに、バラの花が見事に輝いていた。右手に回るとキッチンがある。炊事をしながら眺めることができる。キッチンに立つことが、楽しくなることだろう。鼻歌が出てくるに違いない。

階段の脇に設けたニッチには、Hさんが大好きだという「ハナミズキ」のステンドグラスがはめ込まれている。上から流れるようなラインで花が並ぶ。近寄って見ると、その繊細なガラス使いが見事だった。


今日、Hさんは喜びを語られた。

「皆さんに良くしていただいて、無事この日を迎えることができて感無量です。両親と共に過ごした家は、予想以上に温かみと楽しさに溢れたすばらしい家に生まれ変わりました。エアコンの風が嫌いだった両親も、さぞかし安心し、喜んでいてくれると思います。

ご近所の方々が、お会いするたびにいい工務店を選んだとほめてくださるのもうれしいことです」。

今日も、感動がこだまするすばらしいお引き渡しができた。

  • 松井 修三プロフィール
  • 1939年神奈川県厚木市に生まれる。
  • 1961年中央大学法律学科卒。
  • 1972年マツミハウジング株式会社創業。
  • 「住いとは幸せの器である。住む人の幸せを心から願える者でなければ住い造りに携わってはならない」という信条のもとに、木造軸組による注文住宅造りに専念。
  • 2000年1月28日、朝日新聞「天声人語」に外断熱しかやらない工務店主として取り上げられた。
  • 現在マツミハウジング(株)相談役
    「いい家」をつくる会代表
  • 著書新「いい家」が欲しい。
    (創英社/三省堂書店)
    「涼温な家」
    (創英社/三省堂書店)

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