涼温な家 住み心地体感ハウス

松井修三の
思ったこと、感じたこと

「私は、エアコンの風が大嫌いです!」

投稿日:2014年6月6日

過日の真夏日に、横浜体感ハウスに来られた40代とおぼしき女性は、体感ハウスに入ってくるなり言われたそうだ。

「昨日も住宅展示場へ行ったのですが、どこもエアコンの風だらけでうんざりさせられました。この家、いまエアコンがついていますよね?」

「はい。1台がついています」

「どこにですか?」

女性は部屋の中を見回してエアコンが1台もないことに気付くと、ひどく驚かれてこんな会話になったという。

「まさか!エアコンの風が吹かないのにこんな涼しいわけがないでしょう」

「みなさんが驚かれます」

「信じられません。どうして、こんなに涼しくなるのですか?」

久保田さんは「涼温換気」について説明したけれど、あまり理解してもらえなかったようだとのこと。


その方は、エアコンの風を避けるために様々な工夫をしているのだが、どうやっても意識させられてしまうので、寝る前には止めざるを得ない。すると夜中に暑くて目が覚めて、そのために夏になるといつも体調を崩してしまうと嘆かれた。

更年期らしい症状が始まっていて、これから先が思いやられ建て替えを検討しているのだが、住宅展示場には自分に合う家が見当たらない。全館空調を勧めるところもあったが、エアコンの風を意識させられることには変わりがなかったとのこと。


お茶を出してしばらく話をしていたが、その方は何度も首をひねられ、エアコンの風が気にならないのにどうして涼しくなるのかがよくのみ込めないので、再訪させてくださいと言われて帰っていかれたそうだ。

  • 松井 修三プロフィール
  • 1939年神奈川県厚木市に生まれる。
  • 1961年中央大学法律学科卒。
  • 1972年マツミハウジング株式会社創業。
  • 「住いとは幸せの器である。住む人の幸せを心から願える者でなければ住い造りに携わってはならない」という信条のもとに、木造軸組による注文住宅造りに専念。
  • 2000年1月28日、朝日新聞「天声人語」に外断熱しかやらない工務店主として取り上げられた。
  • 現在マツミハウジング(株)相談役
    「いい家」をつくる会代表
  • 著書新「いい家」が欲しい。
    (創英社/三省堂書店)
    「涼温な家」
    (創英社/三省堂書店)

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