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住み心地のいい家 「涼温な家」を建てています。 「涼温な家」マツミハウジング

涼温な家 住み心地体感ハウス

松井修三の
思ったこと、感じたこと

加山雄三さんを感動させた藍染め作品

投稿日:2014年6月12日

6月4日のブログに掲載した「若大将の ゆうゆう散歩」は、前半・後半と放送が分かれ「形山 榮依子さん」の放送は今日だった。


形山さんが「ゆうゆう散歩」に取り上げられたのは、番組で昭島の散歩が決まった際に、加山雄三さんはきれいなものがお好きなので、スタッフが形山さんの工房のホームページを紹介した。それを見た加山さんが「これはぜひ見てみたい」ということで撮影が決定したそうだ。


玄関で出迎えた形山さんと息子の晃志郎さんが、とてもいい笑顔をしていた。

なんでも、形山さんはそのときファンデーションはつけておらず、眉と口紅に化粧しただけだったとのこと。加山さんも素顔のままで、玄関に入って来た時の感じの良さはまさに「若大将」を感じさせるものだったそうだ。

「テレビで見るより、実物のほうがお若かったわよ。昭和12年、丑年だから77歳。スタッフさんたちにも、いろいろ思いやられてきれいな言葉で話されてね、とても好印象なかたでしたよ」

番組終了後にお電話したら、このように話されていた。


番組の中で加山雄三さんが、「このような魅力的な柄にどうやったらなるのだろう?」と盛んに首をひねっていた。

形山さんが親子で交互に説明した。

「縫い絞りと言って、布を縫っていくのですよ」。


従来の藍染とは違う独自の技法を生み出した形山さん。

布を重ねて縫い付け、愛の染め込みを調整しながら布に絵を浮かび上がらせる藍染絵画ともいえる作品だ。

現在は息子さんと二人で制作に励んでいる。


作品を藍につけて絞って、空気に触れさせて起る酸化作用で、布に藍を定着させていく。その作業を何度も何度も繰り返すことで作品が出来上がる。

工房に設置された二つの大きな藍瓶には、それぞれ去年、今年にできた藍が入っている。

息子さんが、愛おしくてたまらないという様子で「この子」と言いながら説明すると、加山雄三さんは「この子?」とおうむ返しした。

「藍は人と同じで、性格も違えば、能力も違う、だから働かせ方を工夫して、藍が疲れているなあと感じればお酒もあげたりします」という形山さん親子の話に、加山さんは「『藍ちゃん、この子』と呼ぶわけだ」と納得されていた。


「喜びの生まれる時」の作品の前で、加山さんは、その手の込んだ複雑さに驚かれ、布の縫い跡(針あと)を見ていたく感心していた。

「気が遠くなるよ。すごいわ。これは!」

「世界的にたいへんな評価だと思う。できる人はいないんじゃないかな」と、感動されていた。


まったくそのとおりだと思う。しかし本当にいいものは、なかなか値打ちが評価されないものだ。形山さん親子の努力がいつか大きく報われる日が必ず来ると私は信じてやまない。

藍の持つ色は、浄化とか沈静作用があるが、形山さんの作品はとてもエネルギッシュだと思う。命の叫びというか鼓動のようなものが感じられるのだ。


「テレビ画面に映し出された藍が生き生きとしていて、形山さんもとても可愛らしく映っていましたよ」と感想を伝えると、「それは、この家のおかげですよ。あのとき、思い切って建て替えておいて本当に良かったと思ってます。

私が可愛く見えたとしたら、それは久保田さんの家のテレビがいいのよ」と大笑いとなった。

                      久保田紀子

  • 松井 修三プロフィール
  • 1939年神奈川県厚木市に生まれる。
  • 1961年中央大学法律学科卒。
  • 1972年マツミハウジング株式会社創業。
  • 「住いとは幸せの器である。住む人の幸せを心から願える者でなければ住い造りに携わってはならない」という信条のもとに、木造軸組による注文住宅造りに専念。
  • 2000年1月28日、朝日新聞「天声人語」に外断熱しかやらない工務店主として取り上げられた。
  • 現在マツミハウジング(株)相談役
    「いい家」をつくる会代表
  • 著書新「いい家」が欲しい。
    (創英社/三省堂書店)
    「涼温な家」
    (創英社/三省堂書店)

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