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住み心地のいい家 「涼温な家」を建てています。 「涼温な家」マツミハウジング

涼温な家 住み心地体感ハウス

松井修三の
思ったこと、感じたこと

機械換気と加湿器のケア

投稿日:2014年6月18日

先日の大阪府/美和工務店さんの話の続きである。


勉強会で驚いたことは、私たちの話の前に、住んでいる人たちが感想を話した後で、お客様からの質問を受けたことだ。

通常、このような場合には質疑応答はない。予想外の質問に答えを戸惑い、雰囲気が悪化しかねないからだ。

ましてや、住んでいる期間が1年にも満たないのだから、的確な答えは期待し難い。せっかくのお客様の好意による協力が、後味悪いものになったのでは困る。私の心配は、久保田さんも同様に感じたという。

しかし、ミラーニューロンの法則どおり、回答者のお人柄が質問者にも反映して、明るく和やかな雰囲気で無事終わった。


感想を述べられたお客様が、感動的に語られたのは、現場の整理整頓、大工・職人さんたちの挨拶のすばらしさ、好感度の高さだった。

社員さんたちの「おもてなし」もすばらしい。会場のホテルの従業員さんたちのそれもすばらしかったが、負けずとも劣らないものだった。

司会を務めた娘さんは、お会いするたびに信頼度を増している。


8月に「涼温な家」を着工することになったとのこと。「いい家」をつくる会の会員さんの中には、息子さんや娘さんが建てるケースが増えている。両親が住んでいるか、体感ハウスがある場合、自分の家はやはり「涼温な家」に限ると確信するとのことだ。

太陽光発電でいくら儲かるかよりも大事なのは「住み心地」だと言明し、これ以上の住み心地はあり得ないだろうと。


しかし「涼温な家」の「住み心地」が期待どおりであるためには、換気と加湿器の掃除が必要となる。

年を取ってできなくなったらどうしたらよいのかという質問があった。


ホームヘルパーさんに事情を話せば、やってくれるのではなかろうか。台所の換気扇の掃除よりもはるかに簡単であり、短時間でできるのだから。加湿器は、加熱式でも気化式でも5日に1度手入れすれば極めて簡単だ。

換気の掃除は、そのうちハウスクリーニングの業者もやってくれるようになるだろう。工務店が万一店仕舞いをしたとしても、部材は汎用品だからすぐ手に入る。ネットでも購入できる。


CDエアコンは、暑い、寒いと感じたら、「スイッチポン」で好きなように働かせればよく、3年に1度メーカーによるメンテを受ければいい。


これは私的な話で恐縮だが、私は4人の息子のうち、3男はすでに「涼温な家」に住んでいるので、他の3人にこう言っている。

「お前たちのだれかがこの家に住みたいと願うなら喜んで譲るよ。ただし条件がある。それは、換気の掃除を適当に継続して行うということだ。年取ってできなくなったら、その前にマツミに相談してもらいたい。フィルターが目詰まりして換気の役を果たせなくなると、湿気やにおいがこもり、カビが発生し、肺に負担がかかって病院通いすることになったのでは困るからだ。

肺の病気ほど辛く感じるものはないそうだ。それはそうだろう。空気を取り入れる機能なのだから、死ぬまで正常に働いて欲しい。安心して、気持ちいいなーと感じる空気を吸いながら死ねる人生は最高だと思う。私は、エアコンの風が大嫌いだ。私の母がそうであったように、病院でエアコンの冷たい風に吹かれて死にたくない」。


今年の正月にそんな話になったのだが、換気の話になると自分たちのマンションで一番の悩みはそこにあると話が一致する。給気口から入ってくる冷気・熱気・騒音が嫌で、塞いでみたり換気扇を止めたりするが、とたんに室内の空気が悪化するのが分かる、冬は結露で大変なことになってしまうという。このシステムをマンションに設置できないのかと尋ねられたが、今のところそこまでは考えていない。


「涼温換気」のアフターメンテナンスについて、美和工務店さんはいろいろと考えられていた。具体的な結論には至らなかったが、建てさせていただいた家が存続する限り、ケアするという覚悟が必要だという点で意見は一致した。

もっとも、どのメーカーがどのような工法で建てたにしろ、法律を持ち出すまでもなく住む人の健康を考えたら機械換気が必要なのだ。しかし、現実には機械換気のほとんどがケアされることなく、ほったらかしにされたままである。目詰まりして換気の用をなさなくなってしまっている場合が多いと思われる。

「いい家」をつくる会の工務店は、以前お勧めしていた第3種換気「アルデ」はもちろん、「涼温換気」のケアはいつまでも行うのでご安心をいただきたい。

  • 松井 修三プロフィール
  • 1939年神奈川県厚木市に生まれる。
  • 1961年中央大学法律学科卒。
  • 1972年マツミハウジング株式会社創業。
  • 「住いとは幸せの器である。住む人の幸せを心から願える者でなければ住い造りに携わってはならない」という信条のもとに、木造軸組による注文住宅造りに専念。
  • 2000年1月28日、朝日新聞「天声人語」に外断熱しかやらない工務店主として取り上げられた。
  • 現在マツミハウジング(株)相談役
    「いい家」をつくる会代表
  • 著書新「いい家」が欲しい。
    (創英社/三省堂書店)
    「涼温な家」
    (創英社/三省堂書店)

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