涼温な家 住み心地体感ハウス

松井修三の
思ったこと、感じたこと

亡き母の願い

投稿日:2014年6月19日

川崎市中原区でK邸の上棟が行われた。

建物の規模が大きいので、午後3時近くで小屋の床張りにようやく取り掛かった。

空模様が変わり始め、にわか雨を招くかのように風が吹き出した。

社長から作成の依頼を受けた平成生まれの女子社員が、「テルテル坊主」をK邸の図面の上に並べた写真がツイッターに上がる。

そのご加護があってか、雨に降られず午後6時近くに無事に棟を上げることが出来た。

「テルテル坊主」という風習がいつの時代に始まったのか定かではないが、弊社では今の社長になってから始められ、いまだ一度も願いが叶わなかったことがない。平成生まれの社員が作ったのはたしか初めてのことだと思う。

Kさんも天候を心配されていただけに、喜びもひとしおだった。


上棟式でKさんは、こんな話をされた。

「私の母は、肺炎で亡くなりました。呼吸器系が弱かったせいか、常日頃室内空気環境、つまりホコリやカビ・ダニなどについて衛生に心掛けて暮らしていました。でも私は、そんなことで健康を害することがあるなど考えもしなかったのです。

母を亡くしてからすごく後悔したのですが、どうにもなりません。でも、マツミさんと出会えたことで、家族に健康に役立つ空気を確保することができるようになるわけです。このような家に母を住まわせてやりたかったと思っています」。

  • 松井 修三プロフィール
  • 1939年神奈川県厚木市に生まれる。
  • 1961年中央大学法律学科卒。
  • 1972年マツミハウジング株式会社創業。
  • 「住いとは幸せの器である。住む人の幸せを心から願える者でなければ住い造りに携わってはならない」という信条のもとに、木造軸組による注文住宅造りに専念。
  • 2000年1月28日、朝日新聞「天声人語」に外断熱しかやらない工務店主として取り上げられた。
  • 現在マツミハウジング(株)相談役
    「いい家」をつくる会代表
  • 著書新「いい家」が欲しい。
    (創英社/三省堂書店)
    「涼温な家」
    (創英社/三省堂書店)

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