涼温な家 住み心地体感ハウス

松井修三の
思ったこと、感じたこと

第一種全熱交換型換気の威力

投稿日:2014年5月9日

2時から埼玉県さいたま市でY邸のお引き渡しが行われた。

まもなくツイッターで小平事務所付近に雹が降ってきたと報告が入った。30分ぐらい経った頃、Y邸の窓から見える外の景色が一転し、雷鳴が響き、叩きつけるようなにわか雨が降ってきた。

内外温湿度計の外の温度が22度から17度と5度近く急速に下がり、湿度が95%を超えた。しかし、その間にも室内の温度は20度、湿度は55%と変わらなかった。Yさんの奥さんが感嘆されて言われた。

仮住まいしているマンションでは、こんなときには換気の穴からすごい雨と風の音が入ってきます。なにせ外の人の話し声すら聞こえるのですから。冬は寒かったです。とくに大雪の後は大変でした」。

気密レベルが0.3平方センチメートル以下(1平方メートル当たり)で、第一種全熱交換型換気を用いる「涼温な家」は、外部の音はもとより温度・湿度の変化の影響を受けにくい。その時の天候は、それを実証するのに好都合なものとなった。


センターダクトに何故、上下に給気口があるのか、それらが夏と冬にどのような効果をもたらすかを、実際に住んでいろいろと試している私が説明した。

「エアコンの風のような不快さがまるでありません」と言うと、ご夫妻は「夏が来るのが楽しみですね」と応じられた。

その前に、梅雨の季節のさわやかさにきっと驚かれるに違いない。

3時近くになると、西日が当たり強風が襲ってきて、外の温度が20度に上がり、湿度は見る見るうちに55%に下がった。室内の温度・湿度がほとんど変わらないことに、みんなが驚きの声を発した。


現在、21時50分、外気温13度、自宅の室内は無暖房で23度、湿度40%、すこぶる快適である。

  • 松井 修三プロフィール
  • 1939年神奈川県厚木市に生まれる。
  • 1961年中央大学法律学科卒。
  • 1972年マツミハウジング株式会社創業。
  • 「住いとは幸せの器である。住む人の幸せを心から願える者でなければ住い造りに携わってはならない」という信条のもとに、木造軸組による注文住宅造りに専念。
  • 2000年1月28日、朝日新聞「天声人語」に外断熱しかやらない工務店主として取り上げられた。
  • 現在マツミハウジング(株)相談役
    「いい家」をつくる会代表
  • 著書新「いい家」が欲しい。
    (創英社/三省堂書店)
    「涼温な家」
    (創英社/三省堂書店)

アーカイブ

2017年
2016年
2015年
2014年
2013年

▲ページの先頭へ