涼温な家 住み心地体感ハウス

松井修三の
思ったこと、感じたこと

「無理のない範囲」

投稿日:2014年2月14日

関東地方は、二度目の大雪に見舞われた。スマホの位置情報で社員の動きをキャッチしつつ、今日も安全を祈願し続けた。


TBSニュースで、電力需要について報じていた。

<今日、11時時点の管内での電気使用量は4,883万キロワット。

15日に記録した4,795万キロワットの最大電力使用量を更新した。

午後5時ごろには、電力の供給力に対する需要比率は94%になる見込み。

そのため東京電力では、「無理のない範囲で節電を」と呼びかけている>とのことだった。

この「無理のない範囲」というあいまいな表現は、たしか夏にも聞いた覚えがある。


昨日、体感に来られたお客様が、「私の家は、大雪が積もった日、いつもよりも暖かく感じたのです。主人と二人で"かまくら"の原理でしょ、と笑い合ったのですよ。

この体感ハウスは、自宅の初夏の時期と同じ暖かさですね。それが一台のエアコンで実現できるなんて。来たときには冷たかった手先や足先がとても温まりました」。


この話を仕事から戻った社員にした。

すると彼は、「雪が積もった方が暖かいというのは、家の隙間が雪でふさがるからでしょうか。それとも、雪が断熱効果を生んだのでしょうか?」と、首を傾げた。

「本当に体感ハウスもこの事務所も暖かいです。このホンワカ感がいいですね。私の家は、ウォームシェアをして、家族が集まる部屋だけ暖房しているのですが、一歩部屋から出た廊下やトイレ、風呂場は外と変わりなく寒いです。というより痛いという感じの寒さです。そうなると、暖房をしても無駄と感じるので、結果的に1台のエアコンで我慢することになり、節電になっています」と笑った。


家中が寒過ぎてどうにもならないから、ウォームシェアーをせざるを得ない。「無理のない範囲で節電を」の言わんとしていることは、「エアコンを何台も使って無理をして家中を暖めることをしないでもらいたい」ということとも受け取れる。

もし東京電力が、1台のエアコンで家中が快適に過ごせる家があることを知ったら、なんと言うだろうか。

夏は、強烈な暑さが続く。そして、中間期がなくなって冬がこのように寒いとなると、「涼温換気の家」をますますありがたく感じる。

                      久保田紀子

  • 松井 修三プロフィール
  • 1939年神奈川県厚木市に生まれる。
  • 1961年中央大学法律学科卒。
  • 1972年マツミハウジング株式会社創業。
  • 「住いとは幸せの器である。住む人の幸せを心から願える者でなければ住い造りに携わってはならない」という信条のもとに、木造軸組による注文住宅造りに専念。
  • 2000年1月28日、朝日新聞「天声人語」に外断熱しかやらない工務店主として取り上げられた。
  • 現在マツミハウジング(株)相談役
    「いい家」をつくる会代表
  • 著書新「いい家」が欲しい。
    (創英社/三省堂書店)
    「涼温な家」
    (創英社/三省堂書店)

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